きょうの社会不安障害ビト

35歳、家事手伝い。

そして社会不安障害。

季節の変わりめと夏がえらく苦手。
今年はどうなる・・闘病は続く

頓服を飲んでも、ダメなときはダメ

2013年04月20日 | 診断後の日々
春になり、暖かかったり寒かったりという不安定な気候はあまり得意ではない。

いまだに外食に不安が強いために、飲食店に入ってきちんと食事をとらない生活様式なので
空腹を手持ちのチョコ等でごまかしながら近場を出歩くのだが。
寒い時の空腹状態は、ほぼ冬山遭難中といってもいい。冷え切ってしょうがないのだ。
こういうときは、ラーメン屋とかステーキハウスとかぐつぐつじゅーじゅーした熱いものを
外食で楽しめる人が本当にうらやましくなる。
それと同時に、大都会で一人勝手に遭難状態に陥るまで外食を避けるあたりに病理性を自覚もする。
そうなる前に食べりゃあいいじゃんと普通は思うし、そうするだろうと思う。

かといって夏は夏で半分死んでいる。
ただでさえ食欲がなくなるので、冬山が鳥取砂丘になるだけで外出する気持ち的には変わらない。

この時期、段々暖かくなるのに合わせて衣服調節しているつもりだけれど、
ときどき失敗して、非常に気持ち悪く、そして怖い思いをする。
自分にとって、暑さは怖さなのだ。


今月に入って、一度電車で外出を試みた。頓服を飲んでから。
4つほど先の駅で買い物をしてみようという目標を立て、電車に乗ってみた。
だが、その時も着るもので失敗した。
予想よりも暖かく、電車の中のこもった空気もさらにもわっと不快に感じられた。
目的の駅が近づくと少し息苦しくなってきて、
唐突に地下にある駅が怖くなってきたのだ。
地上にいても、こんなに不安で息苦しくて気持ち悪いのに、地下になど行けるわけがない・・
思考がそういう方向に固まって、強くなってしまって、結局一つ手前で降りてしまった。

例によって、そうやって一度中断してUターンする道のりでは、もう怖さは無くなっている。自己嫌悪が残るばかりだ。

本当は、一度失敗したものは、短い間隔でもう一度試みる方が成功する確率が高いのかもしれない。
いくつかの社会不安障害関連の書籍に、そういう記述が見られた。

だが、それができない。
できない、怖い、またがっかりするのだ・・という気持ちが強くて、ポジティブに自分を奮い立たせられなかった。
結局数週間経つ今も、電車に乗らずに生活している。
真夏よりは、よほど何かを試すのに向いている季節なのだけれど。。