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丈夫な体を作ろう

2007-10-14 23:29:44 | 小児医療の会
お友達が立ち上げた小児医療についての勉強会。
都合がついたので私も講座に参加してきました。

講師の方は、漢方薬局の薬剤師さんです。テーマは、子どもの病気のときの対応、アレルギー体質にならない生活習慣、などなど・・・

たとえば、「熱」という症状について。
子育てに不慣れな親にとっては、子どもの発熱はやはり不安ですよね。
心配であわててお医者さんに駆け込むこともありますよね。
場合に寄っては解熱剤を処方されてすぐに使うこともあると思います。

でも、見方を変えると、体が体内の悪い菌をやっつけるために免疫反応として、熱が出ているともいえます。熱が、ある意味、その菌に対する「クスリ」になっている面もあるのです。
もちろん、子どもがぐったりしていて苦しそうだったり、熱性けいれんなどを持っているような場合には、解熱剤を使用することは必要でしょう。
でも「熱がでたらなんでもいいから解熱剤」ではないんですね。頭を冷やして足を温めて、おかあさんがいたわってあげれば、薬に頼らずともよくなることもあるのです。

そして、病気だからと薬に頼りすぎるのも問題だとお話されていました。
あくまで病気が治るのは、本来その人がもっている自然治癒力によるものだと。薬はその手助けに過ぎない。

だから、毎日の生活の中で少しお母さんが気をつけてあげれば、子どもの体を丈夫にすることも、そして病気になってもほんの少しの薬ですぐに良くなる体にすることもできるのだそうです。

毎日気をつけることとは、早寝早起きや、体を冷やさないことなど、昔からおばあちゃんに言われてきたような当たり前のことです。
でも、いざ自分の生活に照らし合わせてみると、つい、忙しさを理由にあまり気をつけてこなかったな・・・と反省

もともとは医療関係のお話ですが、自分自身の生活や子育てについても大変参考になった勉強会でした。