今日はストローベイルハウスの棟上げを行いました。
棚田ボランティアの方々、成安造形大学の学生、上仰木農業組合の組長、八王寺組スタッフ、総勢約40名での作業でした。
朝7時、夜明けに降った雪で真っ白の中、日出を迎えました。
ボランティアの方々が到着後、挨拶と作業の説明。
長くて軽トラックで運べない材料は、ボランティアの方に、
大工小屋から現場へ搬入して頂きました。
学生たちも自分で刻んだ材料を運びました。
重い柱も皆さんで運んで頂きました。
材料が現場に揃いました。
はじめに、柱と梁を組み、ロープを縛ります。
次に、周りからロープで支え、組んだ柱を建てます。
指示を出す人...
順番通りに材料を探し、建てる位置まで運ぶ人...
運ばれた材料を組み立てる人...と、着々と作業が進みます。
骨組みが組み上がっていきます。
下部が組み上がったら束〈つか〉を建てます。
束に母屋〈もや〉を乗せます
骨組みが出来上がったら、建ち〈たち〉を見て、傾いている柱を垂直に起します。
柱が垂直な状態で筋交いを打ち、仮止めします。
セワリを四隅に入れ、強度を上げます。
抜け止めの栓にも木を使い、止め金具は使用しません。
垂木〈たるき〉を並べ、打ち込みます。
水木〈みずき〉に御幣をつけ、
麻で柱にくくり、日本酒一升とお餅を用意し、神事の準備が完了です。
棟梁による祝詞と拍手をみんなで行いました。
お供えのお餅を四方の屋根から放る、餅放儀式です。
午前の作業が終わり、挨拶のあと、お神酒で乾杯しました。
午前の作業で、ここまで出来上がりました。