ふるさとの風が吹く

懐かしい各地の食材,食品,お酒。到来物で思いおこすLocalな記憶の備忘録。飲み食いや遊び歩きの記事が増えてきた

大館鳳鳴の桜  秋田

2011-10-07 23:38:51 | 東北・北海道

Dscf5923 タマガワ温泉に行って来た、とksanが言うので、てっきり、都内の二子玉川あたりに最近できた温泉かと思ったら、秋田の山奥、八幡平の麓の玉川温泉だ。効能が評判なんで、はるばる行ってきたらしい。 
そのお土産を頂戴した。お酒と人参のいぶりがっこ。どっちも産地は大仙市とある。初耳だけど、大曲市と近くの幾つかの町が合併してできた市だ。
お酒は、新聞紙の絵が面白いから買ったとのこと。そう言われて見ると、桜の花が咲いている写真が上手く表に来るように包んである。
何新聞かと開いてみると、やはり「秋田さきがけ」だ。それにしても上手い具合に桜の写真があったもんだと、さらに良く見ると、今年「大館鳳鳴高校」が選抜高校野球大会に出場した頃の新聞のようで、大館鳳鳴高校の校舎と桜の木の写真らしい。
以前、秋田の事業所でトラブルがあって、対応策を県に説明して了承を得なければならなかったとき、会社から出掛けて行った役員と県の部長さんが、たまたま大館鳳鳴の同窓だと分って、一発で了承が得られたことがあった。それ以来、忘れられない高校だ。Dscf5924


〔大館の桜の追記〕
40年前、ひさ坊、もっちゃんと、東京から函館のもっちゃんの実家まで、車で一気に上った時。ゴールデンウィークで、ちょうど桜前線の北上を追い駆ける形。秋田から奥に入ったあたり、城下町の名残りを残している静かな町と桜の風情が印象に残った。それが大館だった。
今朝の新聞に、マツダがとうとうロータリーエンジン車の製造を止めるという記事が出ていた。東日本を北上した時の車がルーチェのロータリーだった。リスポンスが良くて、軽々と走った。高速道路なんてなかったから、一般道だけど、飛ぶような感じだった記憶が残っている。もっとも大館を過ぎて、青森県に入ったら突然、道路の舗装が悪くなり、津軽半島の竜飛崎まで上るのにえらく苦労した記憶がある。 (2011.10.8)