虫採り日記

2014年は(たぶん)内地で虫採りします!

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週末

2009-05-24 19:29:57 | Weblog
昨日は、文化祭用の生き虫確保第一弾として、神奈川のKに行ってきた。
気温は申し分なかったものの、Kは年々人が増加しており、山の半分は公園化が進んで乾燥し、虫の気配が薄くなっている。




あまりモチベーションも上がらず、虫も少ししか採れなかったが、今回の目玉はコレ。


クロカタビロオサムシ Calosoma maximowiczi (Morawitz, 1863)

K部員が歩いているのを発見した。
この種は、何度か採集したことが有るがKでははじめて。師匠が昔採った話を聞いてはいたが、まさかこんな形で出会えることになるとは思わず、ひとしきり感動。

その他、見られた昆虫を列挙すると・・・
アオオサ、エサキオサ、ゴミ数種、センチ、アメイロカミキリ、トガリバアカネ、ラミー、etc・・・。

アメイロカミキリ Stenodryas clavigera clavigera Bates, 1873

う~~ん、流石に足りないぞ・・・。
と言うわけで、やっぱり今週末も何処かに出なければいけないようだ。

今年の文化祭は、まだほとんど準備できておらず、どうもかなり大変になりそう。

その他にも合宿のことなんかでいろいろ決めなければいけないこともあり忙しいが・・・これがまた楽しいのだ。

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テスト終了

2009-05-21 23:53:41 | Weblog
去年石垣に行った時に、マツダクスベニと思って採った、期待の材からカリカリ音がしているので、喜んで確認して見ると、どうも様子が変。

どうやらフトカミキリだったようだ。









ヤエヤマフトカミキリ Peblephaeus yayeyamai (Breuning, 1955)

ヤエヤマフトとイシガキフトの違いがいまだに良く分からない。イシガキフトは珍しい種だと聞いたので、上の個体は暫定的にヤエヤマフト。
ノブオとウスイロのように、翅の端を見れば良いのか・・・?

どなたかご教授下さい・・・。


さて、中間試験が終わって、しばらくは自由の身だ。といっても、文化祭等の忙しくなる要素がたくさん有るので、ここからの2週間はチョット気合を入れていかないといけない。

土曜は文化祭用の生き虫確保の為に出かけてくる予定・・・天気は多少持ち直しているようなので、リフレッシュも兼ねて行ってきます・・・。



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楓の季節

2009-05-12 23:26:52 | 採集記
二日目・・・。

5時ごろに目が覚め、しばらくウトウトしてから起床。外を見てみると天気は今日も良いようだ。

奥さん、おばあちゃんと談笑しつつ朝食。ハードな採集に備えてしっかり食べておく。

採集支度を整え、出発。昼食におにぎりを作っていただいた。橋本山荘は静かで良心的な良い宿だ。


今年もお世話になりました。

奥さんに橋まで送っていただき、歩いてポイントに向かう。



日の光が山肌を照らして、新緑の軟らかい色合いが美しい。

気分良く歩いていくと、仙丈岳が見えてきた。

朝日に照らされる仙丈岳は立体感があってとても良いのだが、写真では白く飛んでしまって雰囲気が出ない・・・。


仙丈をバックに颯爽と(?)歩く師匠。



小一時間ほど歩いて、ポイントに到着。バスの時間はまだなのだが、驚いたことに既に虫屋さんがいらっしゃった。
まだまだ虫が飛び始めるには早いので、談笑しつつ木に日が当たるのを待つ。


しばらくすると、バスに乗って虫屋第一陣が到着。しんちゃんさん、ポンパパさん、KOH16さん、じごまるさんも到着し、皆さん思い思いにカエデの周りに陣取る。

あっという間に・・・

ポイントはこんな状態に。今日も混戦になりそう・・・。

まだ早いことは分かりつつも、ちょっとフライングして掬ってみる。
早速Glaphyraがネットイン。


カエデヒゲナガコバネカミキリ Glaphyra (Glaphyra) ishiharai (Ohbayashi, 1936)

いまだにカエデとコボトケの違いが良く分からない。腹が縞模様かどうか、で判断しているがいい加減だ。


このポイントの木は、右側から日光が当たり始めるので、右側に陣取った虫屋さんたちが網を振り始める。
KOH16さんは、素晴らしい虫屋眼と網捌きを発揮して、サクサク虫をネットインしている。

と、その時。

KOH16「お、来たッ!」

ツジウスが入ったらしい。かなり早い時間帯だが、それを聞いて皆さん戦闘モードに。

カミキリらしき虫が飛ぶと、それ目掛けてネットが襲い掛かる様子はさながらチャンバラだ。
網どうしがぶつかることもあり、すごい状態だ・・・。



私も負けじと網を振って、カエデを掬っていく。ヒナルリ、ピック、ヒメクロ、シロトラ等の普通種にまじり、Glaphyraが入ってくるので、それらを摘んでいく。

コイツはコボトケかな・・・?

コボトケヒゲナガコバネカミキリ Glaphyra kobotokensis Ohbayashi,1963

ここで、KOH16さんと一緒に網を振るっていたしんちゃんさんに当たりが来た。

しん「やった~~採れたよ~~!」

皆「おおお~~!おめでとうございます~!」

見せていただいたが、結構良いサイズの♀個体だった。良いなぁ~!

さて、ようやく木全体に日光が当たる時間帯になってきたので、立ち位置をかえて、木の裏側から掬ってみる。
表側のネットから逃れてきたGlaphyraやピニボラがチラホラ採れて、それなりに楽しめる。





しばらく掬っていると、良い甲虫が入った。



スズキコエンマコガネ Caccobius suzukii Matsumira,1936

昨年は♀しか採ることが出来なかったが、今回はペアで採れた。♂は小さいながらも反り返った角がカッコいい、良い種類だ。L部員へのお土産に確保。

相棒へのお土産にとクロヒメヒラタタマムシも探したが、カエデを掬って入った1頭だけしか採れなかった。


ツジを採られたしんちゃんさんは余裕の構え。


網に入る虫ぶれも大体一定してきたので、掬う場所を変えてみる。てっぺんが掬いたいのだが、横から網を伸ばして掬うのはとても無理。
どうしようかと下からカエデを見上げると、結構隙間があり、内側からでも花を掬えることに気づく。

やってみると、なかなか良い感じで、ピニボラなんかも入るし、皆さんの邪魔にもならないので、コレは良いやと掬いまくる。




網を引き戻すときに、ヘリにカミキリが乗っかっているのが見えた。ピニボラか?


その虫がパッと翅を広げて飛ぼうとするのを慌てて押さえつける。



ん・・・?


この赤い上翅は・・・まさか・・・



まさか・・・!!




「来た・・・ツジウス・・・」




ツジヒゲナガコバネカミキリ Tsujius itoi K.Ikeda,2001


採れてしまった。皆さんから祝いの言葉を頂いたが、実感がわかない。平然としていようとしたが、動揺が隠し切れない・・・。

とりあえず、ポイントを離れてふらふらしていると、時間差で嬉しさがこみ上げてきた。


やった・・・。



一息ついてから、他のポイントも見てみようと、ぶらついてみる。
しんちゃんさんはヤマトシロオビトラ狙いでコナシの花を掬っていたが、採れなかったようだ。


ツジウスの飛来を待つポンパパさん。


ポ「ボケッとしてないで早く俺の分も採ってよ!」

なんとなく落ち着かず、このポイントではのんびり出来そうも無いので、下ってみることにする。
下のカエデは今日はあまり採れていないらしいが、それでも数頭採られている方もいた。


ピニボラなんかを追加して、なんと戻ってみるとしんちゃんさんがツジ2♂追加されていた。

す、凄すぎ・・・しかしご本人はヤマトシロオビトラが採れないことを残念がっていた(笑

師匠はピニボラを始め、色々採られていたが、ツジウスはダメとのこと。

しんちゃんさん一行は、一足先に帰るとの事で、バスに乗って下っていった。
我々も、ぼちぼち撤収することに。歩いてカエデを掬いながら下ることにして、荷物をまとめる。


楽しませていただいたカエデに感謝。皆さんにご挨拶してから、林道を下る。

途中、何本か生えているカエデを掬うと、アカネトラが入った。


アカネトラカミキリ Brachyclytus singularis Kraatz,1879

ド普通種だが、実は初採集。同じく採りこぼしていたテツイロハナもネットインし、上機嫌で帰路に着く。



良い眺め・・・。

すれ違う虫屋さんに挨拶しながら、橋のバス停まで戻ってきた。
やってきたバスに乗り込み、採集地を後にする。



乗り換え所で高速バスに乗り、新宿に向けて発つ。




帰りのバスでは、師匠と夏の合宿の話をしていた。生物部最後の合宿、いまから楽しみだ・・・。
小仏の渋滞に捕まったバスは、一時間ほど遅れて新宿駅に到着、解散となった。


今回は、決して採ることはできないと思っていた、ツジウスを、偶然とはいえ手中に収めることが出来、夢のような採集行だった。

ツジウスは年々採集される数も増え、他の産地も見つかり始めているので、きっとこれからどんどん「採れる虫」になっていくんだろうな・・・今のうちにロマンの名残を味わうことができて、良かったなと思う。


連れて行って下さった師匠に感謝。


また、現地でお世話になった橋本山荘のお二人と、お会いした虫屋さん、事前にアドバイスと頂いたtakeさん、びおすけさんに、改めて御礼申し上げます・・・。

ありがとうございました。
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楓の季節

2009-05-11 23:48:25 | 採集記
超久々の、カミキリ成虫採集に師匠と共に出撃。

今シーズン初の捕虫網採集は、今年も有名な長野県某所。

昨年、カエデでの採集が知れ渡り、今年はGW前半から物凄い人出だという噂がアチコチから聞こえてくる。
大本命のツジウスを網に収めることはできるのか・・・。



9日朝、師匠と共に新宿駅新南口からJRハイウェイバスに乗り込む。

去年は特急を利用したが、今回は安さを選んでバス。
とはいっても、都合の良いようにダイヤが組んで有るので、採集地に着くまでの時間は列車とほとんど変わらず、歩く必要も無いのでかなり便利だ。



目立った渋滞も無く、南アルプスを望みながら、快適に高速を走る。

中央道は神奈川、山梨を経由するため、車窓からの眺めが懐かしい。小仏や韮崎に生物部で採集に行ってた頃は楽しかったなぁ・・・。


思い出に浸っている間にもバスは長野に入り、目的地が近づく。

新宿を出てから、4時間ほどで、バスの中継地点に到着。宿の前には見覚えのある
車も停まっている。


しかし天気が良い。すこし暑すぎるくらいだ。

しばらく待って、やってきた林道バスに乗り込む。バスの運転手さんによると、今年の虫屋数は過去最高ではないかとのこと。地元の人もびっくりするとは、どれだけ人がいるんだろうか・・・。

橋で虫屋さんが2名乗ってきたので、お話を伺う。やはり今年は人がハンパじゃないらしい。どうやら皆さん一番上のカエデが採れるということで張り付いている様だ。

ポイントに到着してバスを降りると、カエデの周りに十数名のカミキリ屋さんがネットを構えてツジウスの飛来を待っていた。


人がいないときはこんな感じ・・・。


チキンな私は後から入っていく勇気が無いので少し離れて見学。

しんちゃんさん、ポンパパさん、KOH16さんのいつものメンバーと、じごまるさんがいらっしゃったので先ずはご挨拶。(ご一緒だったもう一方は、DMSP/SSMIさんでしょうか・・・?)

KOHさんは既にツジウスを仕留められていた。う~ん、流石っス。

メインの木から少し離れたところにもカエデは生えているので、師匠と一緒に行ったりきたりしながら掬ってみる。




どうすか?

「う~ん、虫が入らない・・・」

このエリアはここ数日雨が続いていたそうで、ドピーカンの今日は、午前中はとても良かったそうだ。が、午後に入ると暑すぎて虫の飛来は減ってしまったらしい。

それでも何とか入った虫をば・・・


カエデヒゲナガコバネカミキリ Glaphyra (Glaphyra) ishiharai (Ohbayashi, 1936)

Glaphyraは割と網に入ってくる。カエデヒゲナガコバネはそれほど多い種というイメージは無かったのだが、ここでは最優先種だった。
非常に触角が弱いらしく、すぐ不完品になってしまうので扱いづらい・・・。(私の扱いが悪いだけか・・・?)


オニヒゲナガコバネカミキリ Molorchus pinivorus Takakuwa et Ikeda,1979

こちらも去年は結構網に入った種類だったが、それほど多くは採れなかった。ヤマトシロオビトラ、カエデノヘリグロに到っては今回は採ることが出来なかった。期待していたので残念。

その他、ヒナルリ、ピック、ヒメクロトラ、シロトラ等の普通種は網に入るものの、総じて虫の数が少ない。

夕方になってくると、ほとんど虫の飛来がなくなってきたため、虫屋さんたちが次々とバスに乗って引き上げ始めた。

メインのカエデも、私と師匠と、もう一名の虫屋さんを残してフリーに。
我々もそろそろ宿に向かわなければならないが、折角空いたので・・・。

掬っとく?



が、ほとんど虫は入らずノックダウン。挨拶をして、降りることにする。
下り始めてすぐ、地面に転がってたコガネムシを二人で弄っていると、後ろから一声。

「入りましたよ!小さい♂ですけど・・・。」

「お、おめでとうございます・・・。」

やはり諦めないでしっかり掬わなければツジウスは採れないのだ(泣

結局、この日はほとんどカミキリは採れずに終了。帰り道はセンチコガネを拾っただけだった。


仙丈岳が綺麗だったので写真を撮る。が、あんまり上手く撮れていない・・・。



林道を歩き、宿に向かう。今回の宿泊も、去年と同じく橋本山荘だ。


今回は交通費が浮いた分、食事つきにしてみた。お腹が減っていたので着いてすぐに夕食。
焼き魚や天ぷらを初め、いろんな品が出て満腹。(写真を撮り忘れてしまった・・・)

食後はお茶を啜りながら、奥さんも交えての翌日の作戦会議。
翌日は、朝早く起きて橋まで送っていただき、歩いて登ることにした。


かなり疲れていたので、風呂に入ってからはウトウト。整理するほど採集品も多くない。
土曜ワイドを見ていたが途中で眠くなってしまい、結局結末は分からず終いのまま就寝・・・。


う~ん、明日は虫が採れるといいなぁ・・・。

続く
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