虫採り日記

2014年は(たぶん)内地で虫採りします!

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錦の虫を求める旅

2007-11-19 22:55:27 | 採集記
Genkaさんが二週間前、轢死体を発見した、奥多摩では幻のニシキキンカメムシ。
生体を確保すべく、Genkaさん、しまちゃんさん、ペプチドグリカンAさん、オマケの私、の四人で奥多摩のツゲ自生地へ出撃。


当日、南浦和でのギリギリ乗り換えを無事クリアし、6時ごろ府中に集合。
しまちゃんさんの車で奥多摩へ向かう。



正面に見えている岩が本日の舞台。見るからに疲れそう…。

恐ろしい坂道をスイスイ登っていくGenkaさんはやはり只者ではない。
「コレでもゆっくり登ってるんだけど…。」

こんなところを登ってきたのか…。

一時間ぐらいかけて、ようやく頂上に到着。汗びっしょりになってしまった。

これ、危なくない!?


中央の木がツゲ。葉は思ったより小さい。

頂上でいろいろと奥多摩の虫のお話を聞きつつ、落ち葉めくり&ツゲのビーティング。
見つかる虫はゴミムシダマシ、コメツキ、ハネカクシ、ハサミムシ、etc…。

うむ…コレは採れる気がしないぞ…。
頂上で一時間ほど探したが、ニシキはおろか、ほとんど虫が見つからないので下山してオサ&ルリクワを探す。


なんかすごい急斜面…。

「こんな材がいいんだよ。」と教えていただきながら材を削ってみるが何もでない。
というか、コツがつかめない。

仕方が無いから崖をいじっていると、ペプAさんが一言。

「ルリクワ出たって!」

「おおお!」


ルリクワ♂。Genkaさんお見事~!!

デカイ材だったので、譲っていただいてシャカシャカ削っていくが、一向に現れない。
食痕をたどっても出てくるのはコメツキの幼虫ばかり…。

「なんかいやな予感…。」

20分後、削れる部分を全て削りつくし、げんなりしながら斜面を降りる私…。

「採れた?」

「幼虫1頭だけっす(泣」

しまちゃんさんは当たり材を引かれて、ルリクワ7頭。
ペプAさんはコガネ幼虫やキイロスズメバチ女王等を採られていた。



こんな材も削ってみたけど幼虫すら出なかったYo…。

昼食を採ってから、ダ~~~~っっと降りて、車道まで戻ってきた。



「あんなところまで行ってきたのか…。」

ここまできてコレで帰るのもなんなので、Genkaさんがニシキの死体を発見した場所までいってみる。


紅葉が綺麗だが、肝心の虫はいない。

いや、いるにはいるんだけど…。

「これ、またいますね。」

「ヨツボシなんたらカメムシ?」

「ヨツモンかもしれませんね。」

「おお、オオトビサシガメ。」

「これ、少なければ人気出るかもしれないのに。」

こんな会話を繰り広げつつ落ち葉めくり、ルッキングと繰り返す…。

Genkaさんの採集記名物、温度計(を撮影するGenkaさん)


無理やり登場させてごめん。>温度計


「おぉ、カメノコテントウだ。」

「頂いていいスか?」

「どぞ。」

「あっ、なんか液出された…グハッ、ピーマン臭い!」

いっきにやる気を無くして、帰る方向へ…。

と、いきなり今までほぼ無風だったのが風が強くなり始めた。
Genkaさんによると、奥多摩では午後になると風が強くなるとの事。
「この風でニシキが降ってくりゃいいのに。」

あぁ~~~寒ぃ~~~Yo~~…全く採れる気がしねぇYo~~…

びゅぅぅぅぅ……

てかマジコレ風強すぎでしょごみが目にはいっ


「うぉぉぉっ~~!!」
Genkaさんの奇声が!!

何!?


「あ~~~っ!!!」
今度はペプAさんの奇声が!!



はい?? ぁ…ぁぁぁああああ!!!


「なんと劇的な。」

「でもちょっと色が暗くない?」

「アカスジじゃ~~ないでしょ。」

「写真取らしてくださいw」

「風で飛びそう…とりあえず袋に…。」

「いまの突風で落ちてきたんじゃない。」

「REAL神風キタww」

まさに、採集記の為に用意されたような状況下での採集。
この引き…さすが「スーパーGenkaさん」。

車までの道のりは足取りも軽く、越冬させるかとか、標本にしちゃえとか、ほっときゃ成虫になるとか、テンションは上がりっぱなし。

う~~ん…本物を見れただけで来た甲斐があったなぁ。
未練も無く、サッパリとした気分で車に乗り込み現地を後にした。


渋滞を延々と走り(8割爆睡しててごめんなさい)、来期の遠征場所の話などをしているうちに、府中に到着。
解散して、各自帰路に着いた・・・のだが。


千代田線の車内で、Genkaさんから一通のメールが…



抜粋「あと、悲しいことに、あの幼虫はニシキキンカメではありませんでした。アカスジキンカメの赤色型だそうです。」



まさかの超フェイント。

アカスジキンカメの無駄な色彩変異を心から恨んだ一瞬だった。

結局、「錦を飾る」事は出来なかったが、奥多摩に通われているGenkaさんなら、いつか必ず生体を見つけてくださるに違いない。私は一回で十分だけど。(アレ?)

長時間運転してくださったしまちゃんさん、現地を案内してくださり、いろいろ教えていただいたGenkaさん、運動靴+ショルダーバックでの登山だったペプチドグリカンAさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。

いろいろ勉強になって、疲れたけれどいい一日だった。

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仙台の旅

2007-11-05 23:11:33 | 採集記
今回は、虫と歴史に触れる旅ということで、О、T、F部員、私、師匠の5人で宮城県仙台市に行ってきた。
一泊二日で、土日きっぷを使って格安の旅である。


おい、T部員よ・・・この時期の仙台で半袖はキツくねぇか・・・?

新幹線こだまで仙台までいって、電車を乗り継いで目的地まで向かう。

某河川敷でコアオマイマイを狙うつもりでいたが、どうやらまだ下草が枯れていないようだ。

突入しやすそうな場所を選んで入っていく。

ヤナギとニセアカシアが半々程度で生えているが、ニセアカシアは硬すぎて頂けない。ヤナギを中心に見て回るが、細い木が多くウロや部分枯れはほとんど無いので、倒木&流木をこまめにチェック・・・。

む!?

コアオマイマイカブリ Damaster blaptoides babaianus Ishikawa, 1984

きた~~っ! 
コアオマイマイは通算2頭目だが、前回のは福島県南部のものなので、前胸が赤みを帯びているマイマイは初採集だ。

思ったよりも綺麗で、感動。

優良物件をF部員に譲り、更に奥へ進んでいく。

枯れ沢のような小崖をちょろっと崩してみると・・・


キタアオオサムシ Carabus insulicola kita

アオオサが転がり落ちてきたが、思ったより赤くない。

早めの昼食を摂って、今度は師匠、O部員と共に河川敷に再突撃。


鼻歌を歌いながら朽木を削る師匠。

良さそ~~な又土(木の又のところに溜まってるやつ)からもう1頭。

結構デカイ。45mmくらいだと思う。

更に、針葉樹の流木からコアオ一頭、ちょっとした崖からアオオサをもう1頭出してタイムアップ!

引き返す@О部員

午後からは松島方面へ。

駅で、結構衝撃的なものを発見。

今・・・昼の12時だよ?

瑞巌寺を見学・・・。


その後、かの有名な日本三景「松島」をざ~~っと眺めてみる。

松島って・・・なんか遊覧船と土産物屋が本来の景観を台無しにしている感じだった。


ぶらぶらしてから仙台に戻り、ビジネスホテルに到着。

シングルの部屋を取ったが、いい感じ。コンビニで夕食を買い、花札をやったりバイオハザードⅡを見たりしてから就寝した。


つづく・・・
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