カミカミ亭にゅうしのブログ

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歌丸師匠の歯

2018-07-09 18:05:36 | ブログ
歌丸師匠は ざこば師匠との二人会で竹の水仙やら 大須演芸場でトリの紙入れやら 白木屋 つる おすわどん 紺屋高尾 なんかを生で聴けた 旧大須演芸場の楽屋出口から舞台とは全然違う 小さなお爺さんが 出てきて演芸場の汚いロビーで落語芸術協会のスタッフのみなさんと談笑しているのを2回も観れた 師匠がタクシーに乗りこむのを そっと見送った まだ酸素は付いていない状態だった。それからホール落語で板付で出られるようになって そのおすがたの痛々しさ 見るのが 辛くなった 追悼番組を見てると あのレベルの落語家さんでも 一度辞めてたり 師匠しくじってたり いろいろあったんだな

歌丸師匠の歯 凄いことになってるなーと思ってたら 落語家辞めてた時 鳥かごメッキしてた話を聞いた 若い頃にそんなことしてた患者さんが 高齢になってから 酸蝕歯特有の歯になったのと 同じだ まさか 硫酸の後遺症が 歯に出るとは 師匠も思わなかっただろうな

本物の女郎屋で育った坊やの噺家なんて 今後もちょっと出ないだろうな これからも CDきいたり 文庫本読んだり 追悼番組見たり していこう 歌丸師匠 おつかれさまでした