皇居前にある東京商工会議所。(写真) ここは以前販売士1級試験の面接をしたところだ。そこで,ISO26000のセミナーに参加。出席して気が付いたがISO26000とは、CSRのことである。私はてっきり事業継続計画(BCP)のセミナーと思っていたんだが、しょうがないので最後まで聞くことにした。
ISO26000の国際規格としての特徴は、(1)すべてのタイプの組織を対象 (2)ガイダンスを提供する規格、指針文である (3)適合性評価や第三者認証を目的としていない、従ってそのための費用は必要ない (4)マネジメントシステムではない、PDCAサイクルにより実践することを要求せず、各社に任せられている
そして社会的責任には、人権や労働慣性、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティへの参画、コミュニティの発展、組織統治と7つの中核主題がある。
その説明の後。中小企業の実例がいくつか紹介された。赤ちゃんのおむつカバーを製造販売しているフットマーク㈱では、お客様への情報発信、双方向コミュニケーションを重要な手段として位置づけ、公認ブログと認定されたものは、公務の時間内に自由に書込みできる。ブログに書込まれたお客様のからの情報は、担当部署に回る。
津波により大きな被害を受けた石巻ガス㈱、災害拠点病院などへ優先的に簡易ガス発生装置で供給し、他社から移設した気化器を使用してガスを製造し、早期に市民生活や企業インフラ復活に貢献した。
最後の質疑では講師の方から、成功している例は、いずれも中小企業の身の丈にあった、本業をベースにしたCSRである、と説明があった。そして場内からの質問でも、この規格は、認証規格ではないため、飾り物になってしまう。そのため、本年3月にJIS規格に移行するそうだ。
また企業のCSR報告書を読むときは、経営理念に基ずいているか、多くの従業員が参加しているか、ステークホルダーの意見を聴いているか、などがポイントだそうだ。
私の感想は、この程度のCSRならば、中小企業でも十分可能で、CSRは知らずに実施しているような内容だ。また、第三者認証が必要ないため、費用はかからない。中小企業でも十分実施可能な規格である。
ISO26000の国際規格としての特徴は、(1)すべてのタイプの組織を対象 (2)ガイダンスを提供する規格、指針文である (3)適合性評価や第三者認証を目的としていない、従ってそのための費用は必要ない (4)マネジメントシステムではない、PDCAサイクルにより実践することを要求せず、各社に任せられている
そして社会的責任には、人権や労働慣性、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティへの参画、コミュニティの発展、組織統治と7つの中核主題がある。
その説明の後。中小企業の実例がいくつか紹介された。赤ちゃんのおむつカバーを製造販売しているフットマーク㈱では、お客様への情報発信、双方向コミュニケーションを重要な手段として位置づけ、公認ブログと認定されたものは、公務の時間内に自由に書込みできる。ブログに書込まれたお客様のからの情報は、担当部署に回る。
津波により大きな被害を受けた石巻ガス㈱、災害拠点病院などへ優先的に簡易ガス発生装置で供給し、他社から移設した気化器を使用してガスを製造し、早期に市民生活や企業インフラ復活に貢献した。
最後の質疑では講師の方から、成功している例は、いずれも中小企業の身の丈にあった、本業をベースにしたCSRである、と説明があった。そして場内からの質問でも、この規格は、認証規格ではないため、飾り物になってしまう。そのため、本年3月にJIS規格に移行するそうだ。
また企業のCSR報告書を読むときは、経営理念に基ずいているか、多くの従業員が参加しているか、ステークホルダーの意見を聴いているか、などがポイントだそうだ。
私の感想は、この程度のCSRならば、中小企業でも十分可能で、CSRは知らずに実施しているような内容だ。また、第三者認証が必要ないため、費用はかからない。中小企業でも十分実施可能な規格である。