上京民商事務局日記

中小業者の日常、問題解決の現場からリアルな経験談

高すぎる保険料、職員も市民も共通認識

2011-06-24 12:47:17 | インポート
「国保料は高すぎる!払える保険料にして欲しい」、みんなの願いを市に届けようと、上京区保険年金課との懇談会が行なわれました。これには、上京民商も参加する上京社会保障推進協議会、生活と健康を守る会などとの共同の取り組みでした。上京民商からは芦原会長や吉岡、越智の両副会長など12人が参加、総勢19人が懇談に参加しました。

3年黒字の京都市国保、なぜ今年も値上げ?芦原会長は「3年続けて黒字の京都市国保、なぜ今年も値上げなんですか?」と疑問をぶつけられました。
続けて「国保は会社経営ではない、累積赤字だからと、保険料上げてばかりで、払いきれない保険料ではあかん」「この保険料では憲法でいう最低限の生活保障する保証がない」「給料が年間30万円ほど上がったら、保険料23万円が33万円と10万円も上がった」「所得100万円、月8万4千円で生活する3人家族で、毎月2万5千円の保険料の通知が来てる、とても払えない」・・口々に高すぎる保険料に困り果てたという声が出されました。「となりの大津市では、3億円の黒字が出たからと1世帯5000円の値下げをした」と生活健康守る会の猪田さんから紹介されました。

うなずく課長、個々の実情に応じて対応したい保険課長は「保険料は確かに高すぎる」「国保は社会保障制度」「(減免や納付相談など)個々の実情を踏まえて、対応したい」などと回答しました。「困っている市民の声はどう聞いているか」の質問に係長は「市民が相談にこられる声を、本庁に伝えている」と発言しました。市民の命と健康を守る国保制度・社会保障制度をどう守るか、職員さんと共に考える場となりました。参加者は、懇談終了後、国保料減免申請書をうけとりました

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