かみびせい星空プラン会議

上美生(かみびせい)地区の未来を考えよう!と 立ち上がった「ほしぞらプラン会議」奮闘記!

あの時の記憶(45)「芽室 たらんぼの会事務所開き」

2015-09-01 09:42:48 | 日記
上美生の「たらんぼの会」から「上美生ほしぞらプラン会議」までの経緯が十勝毎日新聞の記事になりましたので紹介させて頂きます。

以下、十勝毎日新聞より


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あの時の記憶(45)「芽室 たらんぼの会事務所開き」



旧種馬所を活用したたらんぼの会の事務所前で開かれたテープカット。内部には昔の農機具の展示スペースもあった

【1992年5月17日】
川端勇一さん「自分たちが懸け橋に…責任感も」
新たな住民 山菜で歓迎
 1992年5月17日、芽室町上美生地区の旧農水省種馬所の前に集まったのは、十勝での生活に憧れて道外などから移住した約40組と地域住民たち。この建物を都市と農村の関係を考える「たらんぼの会」の事務所としてオープンするのに合わせ、焼き肉やたらんぼの天ぷらを食べながら交流する「てんぷらパーティー」が初めて開かれていた。


移住者受け入れの経緯を振り返る川端さん

▽百年遅れの屯田兵
 90年に十勝毎日新聞社と出版社メディアボックスが「北の大地に移り住む・十勝篇」を発刊し、「百年遅れの屯田兵」と名付けられた読者で作るファンクラブは93年に500人を数えるまでになった。屯田兵ツアーと呼ばれる見学や体験も頻繁に開かれ、上美生も訪れるように。「たらんぼの会」は上美生の住民を中心に移住者の受け入れ体制を整えようと、92年1月に立ち上がった。

 たらんぼの役員を長く務めた町伏美の酪農業川端勇一さんは初回のパーティーを開いた時、「移住者の多さに改めて驚くと同時に、自分たちが地元と移住者との架け橋にならなければいけない責任感も感じた」と振り返る。

 山菜の「たらんぼ」は上美生周辺の日高山脈の麓には多く自生する。川端さんは「たらんぼを採るには、たらの木のとげの洗礼を受けないといけない。自然に憧れて移住する人にとっても同じように課題がある。上美生のよき理解者であることを心掛けた」と話す。

 何度も上美生に足を運び、移住への真剣さが感じられる人には、会員たちが家や土地探しに協力。自家農園づくりに向け、会員の農家の協力で「たらんぼ農園」を作ったり、冬道で事故を起こす移住者向けに運転講習会を兼ねた冬の祭りを開催したりして、移住者と受け入れる地域住民との距離を縮めていった。

 当時、上美生地区は生徒数減少で中学校存廃問題に揺れていた。老朽化に伴い改築の必要性が現実を帯びた89年、町は新設する西中学校への統合案を採択。同地区では存置期成会を立ち上げて反対した。初代会長を務めた町雄馬別の本田景茂さん(67)はこう振り返る。「子供は地域の宝。『学校がなくなれば地域がなくなる』と住民がまとまった」。

 中学校は結局存続が決まり、95年には新校舎が建設されたが、その議論の渦中で持ち上がったのが、移住者受け入れだ。上美生出身で当時企画調整課長を務めていた宮西義憲町長(70)は91年のPTA懇談会で「反対するだけではなく、地域の子供たちを増やすことを考えるのも必要ではないか。移住したい都会の人の受け皿づくりはひとつの方法」と発言した(上美生郷土史から)。聞いていた村上晴一郎PTA会長(当時)らが翌年、「たらんぼの会」の発足にこぎ着けた。97年からは山村留学の受け入れも開始。今も小中学校を核に、地域のイベントには多くの子供たちのにぎやかな声が響く。


十勝への移住者と上美生の住民が交流した「てんぷらパーティー」。収穫した「たらんぼ」の天ぷらや焼き肉を囲んだ会は2011年まで毎年開かれた

▽理念は次世代へ
 サラリーマン、音楽家、農家、不動産やパン店を営む人-。20数年が経ち、上美生には多くの移住者がたどりついた。同地区で暮らす移住者は約40世帯を数える。ただ、理想の仕事や居住環境に恵まれず、この地を離れざるを得なかった人も多い。「こんな田舎にせっかく来てくれた人がいなくなってしまうのは寂しいことだが、無理して住まわせることはお互いにとって不幸なこと」と川端さんは語る。

 たらんぼの会は2012年の設立20年を機に解散したが、人口減少問題にスポットライトが当たる中、昨年、若い世代や移住者が地域の将来像を描く「上美生ほしぞらプラン会議」(蘆田千秋代表)もできた。移住者受け入れを通し、上美生の課題を考えてきた地域住民たちの理念は次の世代に受け継がれつつある。(深津慶太)



町民フォーラム

2015-08-28 06:25:48 | 日記

 
【芽室】2015町民フォーラム「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略とは?」(町主催)が24日、町内のめむろーどセミナーホールで開かれた。町がまとめた同戦略の素案を示し、起業者・移住者ら町民代表が登壇して意見を交わした。素案については「全部できれば良い町になる」と評価する一方、具体的な施策実現への道筋や町民への周知などの課題も浮き彫りになった。

 同戦略は「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、2019年度まで5年間の人口減少対策の方針をまとめる。素案では(1)産業雇用(2)女性活躍(3)定住促進(4)子ども育成(5)健康いきいき(6)小さな拠点(7)施設最適-の7つを柱に、2060年に1万7200人台の人口維持を目標に掲げた。

 フォーラムでは素案立案や町総合計画の評価などに助言してきた北大公共政策大学院の山崎幹根教授が司会役となり、町民代表の女性4人によるパネルディスカッションを開催。素案に対する感想や主幹産業である農業を生かした雇用創出について議論した。

 この中で、「町の理想が表れている」など素案を好意的に受け止める一方、具体的に実行する施策が示されていないために「役所的なプラン」と指摘する声も。また、フォーラムの参加者が行政や戦略策定に関わりのある町民が多く、「戦略の意味や存在自体を知らない町民もまだまだ多い」として、町民への周知の工夫を求める意見も出された。

 農産物加工に取り組む「すずきっちん」の鈴木由加代表は「農業の6次化は甘くないが、変に取り繕わずに(農村部の)空間を生かして商売が生まれるのではないか」、障害者雇用に取り組む「九神ファームめむろ」の古御堂由香さんは「介護の必要がない高齢者が働ける機会をつくり、生き生きとしたまちづくりを」とそれぞれ提案した。

 山崎教授は「人口増に向けた目玉として無料化を挙げる例も多いが、住民が一定の負担をした上でサービスを充実させていくことも重要」とし、「行政がハードを整備する一方、住民が知恵を出し合う必要もある。住民同士が意見交換する場の存在が大切だ」と語った。(深津慶太)


かちまい引用

パネラー

2015-08-25 21:26:26 | 日記
昨夜、我が星空会長がパネラーに!









上美生を大いにPRしてくれました!

町民フォーラムに我が会長がっ!

2015-08-23 20:26:55 | 日記
明日、9月24日、午後7時よりめむろーどにて町民フォーラムが開催されます!
我が星空プラン会長もパネラーとして登場!
是非お越しください*\(^o^)/*




「まちの健康診断~上美生の地域課題と向き合う夜~」のご案内

2015-07-30 09:41:22 | 日記
上美生ほしぞらプラン会議からのご案内です。

「まちの健康診断~上美生の地域課題と向き合う夜~」と題してワークショップ形式で開催致します!

これは前回の写真です(^^)



前回と同じく、今回もワークショップ形式で行います。


今回も気軽に、メンバー以外の皆さんも参加出来ます!
上美生の未来を考える皆さん、
地域おこしに興味のある皆さん、
申し込みは不要ですので直接会場までお越しください!

日時 平成27年8月5日 午後7時30分より

場所 芽室町上美生農村環境改善センター


お待ちしています*\(^o^)/*

あ!終了後は「居酒屋 上美生」で懇親会を行います。
それぞれ 割り勘ですのでよろしくです~(*^^*)