母の無神経力が凄い件について

ここ10年くらいなんだが
母の無神経力が凄い。
「○○が買って欲しい」
といって、一番安い金額のメーカーのカタログの商品を見せ
妹を味方につけて、買え買えというので
「いいよ」
というと、その10倍くらいの値段のものを求めてくる。
購入するときは、それが高価なものになっていることを
覚えているらしいのだが

買い与えるとすぐにあきて、1ヶ月くらいで
「あんなのもう誰かにあげようかな」
と、無神経に買った本人の前で言うんである。

「あんなに欲しがっていたのに、いいもの買ったのに」
と、こっちが言うと
「え、安かったんでしょ？」
と言って、最終購入価格を覚えておらず
最初にねだった10分の１の金額しか覚えていないのである。

一度や二度ではないし、母の日のプレゼントに
欲しがっていたので買ったものでも
オラの前で、「あんなものいいから」と平気で人にやろうとする。

何度責められても、前科を述べても同じことを繰り返すので
面白がって母に高いものを選ばせようとする妹も
最近は、さすがにオラに悪いと思うようになったらしい。

今日は電子レンジだった。
やはり最初の予算より、何倍か高いモノを欲しがった。
しかし、理屈を並べても「温め」しか利用できないのは
明らかなので、今回は扉が開け易いかだけを焦点にした。
これならいくら母でも使うだろうし
誰かにあげようと言わない・・・かもしれない。

ちなみに、持ち帰った岡山の白桃を「凄く美味しい」と言って食べた母だが
電子レンジを購入した後、隣のスーパーの3個500円の桃を見て
「そんなに欲しかったら、アンタはこれでも食べておけば？
桃狩りに行きたいなんてもう思わないでしょ？」
と、ぬかしやがった　仰った。
電子レンジの件よりも、むしろこっちのがムカツクのは何故だ？
まぁ、母の日の椅子のときよりはマシだが。