2030年に札幌でオリンピック・パラリンピック冬季大会を開催することに賛成できる?

札幌市はこの11月に、2030年にオリ・パラ冬季大会を開催したという方針を明らかにした。

この趣旨として、次のように謳う。
●都市と自然が調和した雪のまちでSDGsの先の未来を展望する大会へ。
 東京2020大会から、2025年の大阪万博、2026年の愛知・名古屋アジア競技大会と続く、大規模国際イベントの盛り上がりを継承し、日本全体が「つながる」ことを実現する
●オリンピック・パラリンピックは、大会の開催を契機として多くの力を集め、人々の思いを一つに束ねる世界最大級のイベント
 ─ 四季の明瞭な札幌で気候変動に関する取組を結集
 ─ 札幌ならではの文化を通じ子どもたちが夢や希望を抱くまちの実現
●2030年までの期間は、札幌が持続可能なまちであるための礎を築いていく大切な道のり
●都市と自然が調和した雪のまちでSDGsの先の未来を展望する大会へ

そして費用の面では、予算規模を2,000~3,000億円とし、IOCの負担、スポンサー、チケットの売り上げで賄い、原則として税金は投入しない、と。

今日のテレビ番組「報道特集」は今年の東京オリ・パラの費用が当初の予算(総額7,340億円)を軽く倍増したこと(1兆6,000億円?)、そして予算だけでなく、いろいろな面の決定等は日本側ではなIOCだった。日本側が何を言ってもIOCがOKしなければ競技会場やその施設整備関係などについて、どうにもならない状態だったという。東京の小池知事が何を言っても(主催者ぶっても)話にならなかったという。この大幅に増えた費用の穴埋めは結局は日本が負うことになるのだろう。ぼったくりのIOCだ。

この東京の「教訓」を札幌で学べばどういうことを予想しなければならないか、はっきりする。

秋元市長は、札幌冬季オリパラで、世界に対してこの未来を訴えるというようなことを言っているが、ユメだろう。
札幌での開催に賛同できないが、市民道民国民はやるべきだというのだろうか。
1970年の札幌オリンピックで歌われた「虹と雪のバラード」をもう一度聞きたい?
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