kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

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千葉氏について   その1

2016-07-28 14:29:15 | 日記

千葉県に長年住んでいるので、里見八犬伝を調べた機会に、千葉氏について調べてみた。

 

「千葉氏は桓武平氏良文流で、古代末期から中世、戦国時代末に至るまで関東の豪族として栄えた」。

 

1.  千葉氏は、源頼朝の信頼が厚く、房総平氏の惣領となった

 

  千葉介常胤は頼朝から「師父」と呼ばれるほどの深い信頼を得て、房総平氏の宗家にあたる上総権介広常とともに木曾義仲や平家との戦いに活躍した。

上総介の一族も支配下におさめ、千葉氏は事実上、室町末期まで下総の国主となった。 

治承四年(1180)、伊豆の源頼朝が挙兵したが石橋山の合戦に敗れ安房国に逃れた。旗揚げに際して頼朝がもっとも頼りとしたのは、上総広常と千葉常胤であった。このとき、頼朝からの使者を迎えた常胤は感激し、頼朝に相模の鎌倉を本拠にすることを勧め、頼朝支持の態度を明確にした。一方、頼朝からの使者に対する広常の態度はすっきりしないものであったという 

  文治五年(1189)の奥州征伐にも息子たちとともに出陣し、戦功を立てた。頼朝は戦後の論功行賞にあたり、まず最初に常胤に対して恩賞を与えている。かくして常胤以後、千葉氏は幕府の有力御家人として、下総国の守護職を嫡流が世襲し、一門は北下総を中心として上総にまで広がっていった。

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