kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

宇野千代(大正・昭和・平成の日本の小説家)・・・その3

2013-05-20 09:59:50 | 柏シルバー大学院
代表作 「色ざんげのあらすじ

画家である湯浅が海外から帰国し、日本で出会った女性たちや、離婚危機にある妻との関係に翻弄されながらも露子と結ばれようとあらゆる行動に出るがさまざまな障害によりなかなかうまくいかない。最終的に露子と湯浅は心中をはかるが失敗に終わる。実話をもとにした宇野千代初の長編小説。

感想
久しぶりに「濃い」恋愛小説を読んだ。疲れた。重い。なんだ、この虚脱感は。東郷青児をモデルに彼の心中未遂事件と、三人の女性との恋愛を描いた、恋愛小説の古典とも言われる名作。携帯もネットもない時代、真っ向からぶつかり合い、破滅してゆく男と女。高尾の奔放さ、つゆ子の一途さと脆さ怖さ、とも子のしたたかさ。三人三様の女達に翻弄され、破滅、凋落してゆく湯浅の心が緻密に描かれていて面白い。女の業も、深く、強く、オソロシイ。オソロシイのに、怖いもの見たさで読んでしまう。湯浅の行く手に未来はあるのか、「生」はあるのか、と・・・。(インターネットより)


代表作 おはん あらすじ
旦那の浮気が原因で離婚した夫婦の話。おはんは女一人で子供を育てながら生活をしている。幸吉とおはんは離婚後疎遠になっていた二人はある日、町で再会し密会するようになる。おはんと密会する日々の中で幸吉は、おはんと生きていく決意をする。しかしその矢先、二人の息子である悟が事故で亡くなる。失意の中、おはんは手紙を残し、半吉のもとを去る。

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