会長・事務局長から、「講座が終わったら、後始末もしないで帰ってしまうサポートがいる。講師と同じ歩調で最後までご協力をお願いしたい」の発言であった。
人間性が垣間見られる。
講師の資質として、専門的資質は当然であるが、それと同様に教養と豊かな人間性が必要であろう。
なぜなら、専門的知識・技術を指導するにも、講師の人格(人間性)を通してする。そこで、楽しい指導、思いやりのある指導、痛みに手が届くような指導、受講生の力までおりてきてくれる指導等が必要である。
これこそ、講師の人格(人間性)そのものである。受講生は、それらの講師の人間的温かみ・思いやりのある接触によって、講師に接近して信頼感・好感・尊敬感が芽生えてくる。古今東西の指導の根源のように思える。つまり、知識・技術の伝達は講師の人格(人間性)を通して伝達される。
今後、知識・技術体得の勉強に偏らず、講師の教え方姿勢、受講生の姿、人間関係から、人間性を高めることに努力することもこの会の課題と思う。
上述のように講師は、時には半面教師になりかねない。皆が暖かい心で協力し、講座を最後まで盛り上げるようにしたいものである。
今日、誰でも1芸は持っている。時に先生に、時に受講生になる。人間性に裏ずけられた先生に、また、受講生になりたいものですね。こんな社会の実現こそ、生涯学習のねらいであると思う。。
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