kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

天皇の后(きさき)たち  その2

2014-04-05 11:28:14 | 日記
2. 後宮の女官(男官は不在

  内侍司(ないしのつかさ)。後宮12司のなかの1つである。
  蔵司・書司・薬司・兵司・闈司・殿司・掃司・水司・膳司・酒司・縫司
  である。
  尚侍(なおしのかみ)2名、典侍(ないしのすけ)4名、掌侍(ないしのじょう)4名、
  女孺(にょうじょ)100名で構成。典侍・掌侍が一般的に「」
* 尚侍・・・ 天皇に近くつかい、奏請・宣伝を司り、掃除・点灯などの雑事に当たる下級女官を監督して、宮中の儀礼を司った

後宮・・・平安教養主義の母体としての存在価値であった。
多数の女官同志が激しく競合する環境にして、基礎教養としての和歌・漢文・習字・楽器(琴・笛)などの学芸を修練場として成長していった


3. 後宮の殿舎 
 正殿 紫震殿 正寝 仁寿殿の後方に建てられた。
  北に、承香殿の他に2つ、西に2つ、東に2つを配置した。
  この7殿の東西に」飛香舎など12殿舎があった。(1994)