kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

映画「少年H」を見て・・・爺の当時の生活と重なって その8

2013-10-08 10:34:44 | 日記
10 終戦の日の続き・・・爺を中心として

10-6 放送に雑音が多く、玉音放送の内容がよくわからない。、しかし、ところどころの言葉が耳に残る。爺たちは、海軍幹部養成の学校に在籍していたため、3000人前後の学生が広い広い校庭で放送を聞いていた。
爺には、放送内容が聞き取れなかった。隣列に並んでいる2年生が泣きだしていた
周りから、すすり泣きの声が雑音のように耳に入った。一人戦争はまけた!!。
放送が終わって、腰を抜かしたように地べたに座り込んでしまった学生もいた


校は1年生の世話は、上級生の2年生が見ていた。ビンタとの暴力は日常茶飯事でした。
その上級生が、優しく接するようになった。地獄に仏のように

終戦の翌日、軍籍の身分ははずされ、自宅に帰省することになった。爺は数時間で帰宅できたが、日本全国、とりわけ台湾や朝鮮からの学生もいたので、大変だったと思う。

何処の専門学校も大学も同じようだったと思う