昔の子どもと今の子どもの特性 その1

子どもを取り巻く環境にも大きく変化してきた。

1.　昔の子どもの日の様子
男のこどもの日は5月5日で端午の節句、大きい鯉のぼりを青空いっぱいになびかせていた。
女の子は、3月3日桃の節句でお雛様を座敷に飾っていた。

祝祭日ではなく、各家庭でささやかに子どもを中心にお祝いをした。
現在は、小さな鯉のぼりが窓から下がっているのを、少し見受けられる。
爺たちは、郷愁でさびしい感情になっている。

2.　今の子ども特性と課題
今は、子どもでも携帯電話、アニメ遊び、パソコンと外遊びより室内遊びが多い。一人っ子や兄弟姉妹2人という家庭も多く、教育に熱心で、塾やお稽古に強制され、大事大事と育てられているように思える。

学校もゆとりの教育、わかる授業、自分を表現することに力を注ぎ、悪いことをして注意しても、ちょっとしていきすぎは暴力暴力と騒がれる。

こんな中で、友達同士のコミュニケーション、我慢する、相手から自分を考える。相手はどんな気持ちだろうといった自己規制の素質が十分育っていない
折角、会社に一人で入れても、対応できないでやめてしまう新入社員が3割もいると新聞やマスコミで言われている。