kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

見るに見かねて引き受けた・・・学生名簿つくり

2009-04-23 06:15:47 | 日記

昨年までは、学生名簿は特定の副運営委員長が毎年作成していた。名簿作りで、運営委員長に不満を持ち突然退学してしまった。そのまま、今日まで来た。総会が近づくにつれ、名簿作りは総務部長(84歳の女性)の仕事だと、運営委員長から言われた。パソコンもできず、名簿作成の経験もない彼女である。時間と予算に余裕があれば、業者に依頼することもできるが・・・と、全く困ってしまった。

この年(平均83歳)では、パソコンで名簿作りの出来る人はいない。

見るに見かねて、kame爺が作成してあげると発言した。

学生110名、業務分担表、校歌、表紙等で11ページにわたる割に厚い名簿である。

原稿をプリントし、それを総務部長に渡した。彼女は業者に頼み製本することになっていた。製本完了が総会までに間に合わないことで、彼女は運営委員長から強く文句を言われた。私なりに全力で仕事をしている。それなのに文句を言われるのは、憤慨である。パソコンもできないし総務部長なので資格がない、今直ぐ辞退すると発言した。彼女のこんな興奮状態を見たのは初めて出会った。

会議出席者の多くの意見により、名簿は、総会当日には配らず、次回登校日に配ることにして会はおさまった。運営委員長は不満げであったが、みんなの意見に従って、問題はおさまった。これがこのクラスの現実なのである。

学生の平均年齢が83歳といえば、まともに普通の仕事はできない。そこで、どうしても作成しなければならないものは、作成できる人がやってあげる必要である。これが助け合いではないか。

しぶしぶ取り掛かった名簿作りであったが、出来てみれば「クラス」のためになったと、満足感に浸れた。多少なりともパソコンに慣れているので今後は、パソコンを使う仕事は協力するよう心がけたい。年より集団の一員なのだから。