裁判員について
1. 70歳以上の人は辞退することができる。しかし、辞退しないでほしい。人生の貴重な経験を持ち、また、人間的豊かさを体得している。若い裁判員に人生について教えてあげてほしい、との言。
2. 次の方は裁判員にはなれない。元裁判官、議員、公務員幹部、大学の法律の教授、弁護士等。
3. 裁判所から呼び出し状(出頭しないと10万円の過料、質問表に嘘を書くと50万以下の罰金・30万以下の過料)。
4 .裁判官3人と裁判員6人、または、裁判官1名と裁判員4人で裁判をする。
5. 裁判員はくじで選ぶ。
6. 評決の有罪は、裁判員と裁判官1人以上を含む過半数で決める。
7. 裁判員は、意見を述べる義務がある。
8. 守秘義務の対象は、評議の際の裁判員や裁判官の意見の内容、多数決の人数、結論に達した過程などの「評議の秘密」と、事件の記録から知った被害者など事件関係者のプライバシーに関する事項、他の裁判員の名前など「職務上知り得た秘密」です。
9. 1年間で、裁判員または補充裁判員になる確率は5000人に1人。日数は、3日以内5割。6日以上も1割ある。21年5月21日から、前国60カ所で始まる。
裁判員の役割
1. 審理 裁判員は裁判官と一緒に審理に立ち会う。
2. 評決 裁判員は裁判官と一緒に、被告人が有罪か無罪か、有罪の場合、どのような刑にするかを議論し、決定する。
3. 判決 裁判員は、裁判長が行う判決宣告に立ち会い、その職務を終る。
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