徳島に住むカメさんのつぶやき

 さながらカメさんのような一老人が、小さな池(徳島県の片田舎)から覗き見た世の中の出来事や心象風景などを書き留めたもの。

警察署の中から、被疑者が逃げた!

2018年08月14日 | 随想
 開いた口が塞がらない、とはこのことである。
世界でも最優秀と言われた日本の警察で、しかも警察署の建物の中において、こんな情けない
事件が起こるとは・・・・

 テレビでも散々酷評されているが、今度だけはどんなに批判・酷評されても仕方あるまい。 
強盗・強制性交犯で逮捕した人間を、こうも易々と逃がすとは・・・・

 報道で知る限り、色んな“悪条件が重なって”起こった、と いうことは解る。
が、それでも、警察署の「不注意や怠慢が無かったら防げた」ということも、否定できまい。

 その最たるものが、被疑者との接見を終えた弁護人が「接見室」のドアを開けたら鳴るはず
だったブザーが、電池が抜かれていたので鳴らなかった。と いう事実である。

 他の被留置者から「ブザーが喧しい」と言われたとしても、富田林警察署独自の判断で常に
電池を抜いていたというのは、如何にもお粗末な対応と言うべきだろう。

 もし、そうしたいと言うのなら、肉眼での監視をもっともっと徹底すべきだった筈である。
こんな杜撰な留置場管理のために、周辺住民は恐怖のどん底に落とされている。

 せめて警察署は、逃走犯確保に全力で取り組んでもらいたい。
もし二次被害が発生すれば、警察上部の管理者が責任をとったくらいでは収まるまい。

 国民の警察への信頼は一朝一夕には育たないが、崩れ去るのは一瞬である。
そうなれば、我が国の治安を誰が守ってくれるのか・・・・

 一刻も早い解決を、一日千秋の思いで待っている。