笠間の陶炎祭（ひまつり）

笠間の陶炎祭（ひまつり）
　　　　　　　　　　　　（2006.5.4撮影）

　ゴールデンウィーク中の楽しみ
　の一つに、焼き物産地での焼き
　物祭りや陶器市があります。
　春の陶器市で有名なのは有田
　（佐賀県）の陶器市ですが、秋に
は瀬戸（愛知県）、信楽（滋賀県）、備前（岡山件）などでも開かれ、いず
れも人気を集めています。

この種の催しは、関東では益子（栃木県）や笠間（茨城県）でも春と秋に
開かれます。僕は益子の陶器市には何回か訪れていますが、昨日初めて
家内と笠間の「陶炎祭（ひまつり）」を見物に行きました。

笠間の「陶炎祭（ひまつり）」は今年で２５回目で、会場は「笠間芸術の
森公園」のイベント広場、会期は４月２９日から５月５日です。益子で
は中央会場の他、市街地の多くの焼き物店も催しに参加して町全体が盛
り上がりますが、笠間ではこのイベント広場が中心です。今年は約１９０
店が集まっていました。

この日は絶好の行楽日和。焼き物まつりの他に「つつじまつり」（第３５
回）も開かれているため、会場までの道路は大変な渋滞でした。もちろ
ん、テントが並んだ焼き物の会場も、店と店の間の通路など大変な混雑
でした。

各焼き物の店には順番に店番号がふられ、店は自分の特徴を表すキャッ
チコピーを表示しています。また店作りも、それぞれ手作りでチョット
した工夫をしており、その中にはなかなか面白い店も。
焼き物について、僕は詳しくはないし特別熱心でもありません。大体い
つも花瓶中心に、少々素人っぽいけれどオリジナリティーのあるものを少
し買います。この日もそうでした。

まつりのその他の感想では、会場内の休憩所や食べ物の店が少ないよう
に思いました。よく見られる外部から来たスナックなどを売る屋台はあ
りません。多分、市の指導や主催者側の取り決めによると思いますが、
その分、整然としていて大変清潔な雰囲気でした。


笠間の陶炎祭（ひまつり） 店１
　　　　　　　　　　　　（2006.5.4撮影）


　　　笠間の陶炎祭（ひまつり） 店２
　　　　　　　　　　　　　　（2006.5.4撮影）