小学校の校庭に松の木があります。いつも、なにげなく通り過ぎて
いますが、今日ふと見ると実がなっていました。松ぼっくりです。
旅行先などで松林を歩くと、茶色く色づき傘が開いた松ぼっくりが
落ちているのはよく見かけます。でも、僕は、このようにまだ成長
段階で、傘の開いていないものをしげしげと見たことはあまりあり
ませんでした。沢山の実が集まり房になっているんですね。
松の木は5月頃新しい芽を伸ばし、その先の方に赤紫色をした小さ
な実(雌花)をつけます。これが大きくなったものが松ぼっくりだ
そうです。
他の多くの植物同様、この暑い夏の時期こそ松ぼっくりにとっても
成長の盛りで、大事なのでしょう。丸々と太っています。改めてよ
く見ると、房全体がなかなか面白い形をしています。
「探して楽しむドングリと松ぼっくり-森の休日2」
(平野隆久他著、山と渓谷社)
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