テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

バンジージャンプと、駄文

2009年03月17日 | 単独ライブ
■『ウメ単独ライブ 年寄りのバンジージャンプ』を観に行きました
(北沢タウンホール 19時30分~20時40分)

出演 ウメ

ウメの単独ライブ。
漫談、コント、逃げるハリネズミ、反省文、マジック、親戚からの花束贈呈…
ウメの持ち味の不思議なポップさ溢れる。ウメ世界。
かわいらしい声。見えないオーバーサーティ。
一度見たら、聞いたら、印象に残る。
独自の空気が流れる。


紙コントの印象が強く、動き回っている姿を見たことがなかった。
走る、踊る、見事にこぼす。
演技をしても俊敏な動きをしても
何をしても何をやってもウメはウメ。

紙コントも楽しかった。
か細く華奢なピン芸人が、広い会場でたった1人で笑わせる。
大きく見えた。
ずっと続けて、杉岡みどりのようになるのか??


ここからだらだら管を巻く。


お笑い好きは多くても
劇場に足を運ぶ熱心な人ばかりではない。
だが、“劇場に行くから良い”ではないし
演者は舞台だけでは稼げない。
大きいのは未だにテレビにCM

部活メインの高校生のバイト代くらいの薄給が
何千人といる若手芸人の中では成功している方。
おもしろいものを作り続けなくてはならない。
家賃で飛ぶ。カードローンの返済。保険もままならない。
スカパー!は稼げるようになってから。
安定しない。乱高下。伸びない。
絞り出して考えたネタは、一瞬で消費される。
続けなくてはいけない。超長期戦。毎日毎日。止めないで続ける事の大変さ。
人との繋がり。おもしろいだけでもダメ。
笑ってくれる受け手が必要。
たくさんの人を笑わせる ≠ 売れる
超おもしろい ≠ 稼いでいる

成功のライン…難しいもの。
一方で若手芸人には稼ぎまくらないで欲しい、という
勝手なファンの願望もある。


と、余計なお世話を無責任に書いてみたり。
ウメのライブを観て、無欲そうなウメを見てあれこれ考えてしまった。

日々、若手お笑い芸人のライブを観ている。
いつも、楽しくて。
楽ではないだろうプライベートを受け手には感じさせないおもしろさは
すごいと思っている。


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