テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

寄席について習ったばかりの事

2006年09月27日 | お笑い
M-1のDVDの売り上げが毎年落ちてきて、M-1自体の品位が問われている。
松本人志が関わり続ける限りはなくならないと言われているが
タレントが審査員をするようになってしまったら、M-1の価値とは。
今は若手芸人達は西も東も年末のM-1に縛られている。

麒麟・ロザン・トータルテンボス・東京ダイナマイト・ザ・プラン9
なすなかにし・ルート33・二丁拳銃・…

漫才をスーツでするコンビは多いが
スーツは個性を消すことができて、広いネタができる強みがある。
物語性が強くなる。
男が女を演じることもできる。
その都度想像することができる。

天津 向・なかやまきんに君・HG・はりけ~んず前田・椿鬼奴・井上マー…
衣装ありきの芸人達は役柄が限定されてしまう。
そこまでキャラを前面に出した舞台衣装でなくても
オシャレなトップスにジーンズにチェーンでは
オシャレな2人の若者というイメージがまず持たれてしまう。

その点、落語・歌舞伎・能・文楽の着物は合理的。
まず、男女のカタチに違いがない着物は両性具有である。
そして、落語など座っていることで
立っている姿、座っている姿、歩いている姿…両方表すことができる。

落語はNGKなど劇場で見ることができる。
吉本興業はNGK・ルミネ・うめだ・base…全て劇場とされている。
劇場とは、あくまでエンターテインメントをみせる場。

寄席は靴を脱ぐところ。

最初の出番→間にイロモン→なかとり→仲入り(休憩)
→もたれ→途中でイロモン→トリ

という順番で演じられる。
関西では昔、午後11:30頃トリが終了していたらしい。
市電が午前2:00頃まで動いていたため、11:30終了も成り立っていたという。

トリ後、
客席が興奮して帰るタイミングを失ってしまうことがないように
もう一人トリよりも軽い人が登場することもあったという。

また、寄席ではネタ帳をつけ
そこでは落語の寄席では落語以外を赤字で書く。
この慣例がイロモンの語源となっているという。

落語では圧倒的にDVDよりもCDの売り上げが多いように
寄席にも目の不自由な客が多く来場する。
その場合もネタ帳に申し送りがされ
目の不自由なことをいじるネタは行わないようにするという。

金曜JUNKは、おぎやはぎ

2006年09月27日 | お笑い
TBSラジオ 秋の新番組スタート

金曜JUNKはおぎやはぎに決定。
火曜JUNK2はタカアンドトシに。

ついに終了。『波田陽区の中までテキーラ』は終了。
人力舎枠が増えて、吉本興業枠は変わらずで、ナベプロが消滅。


トータルテンボスが『横丁へよ~こちょ』卒業。
キングコング卒業後メンバーに加わったトータルテンボスは
元々、関西にはなじみがなく
なかなか受け入れられなかった。

仕方なく、トータルテンボス加入後は
チュートリアルや千鳥を多く登場させ、惹きつけようと試みたが
最終的にトータルテンボス卒業。麒麟が新メンバー。
で落ち着いた。

来月から新メンバーとなる麒麟は9月にbaseよしもとを卒業。
トップは笑い飯・千鳥・レギュラー となるが
10月にはレギュラーもbaseよしもとを卒業。




昭和20年頃まで漫才で身内ネタを扱うことは、避けられていたという。
いとしこいしが兄弟なのは周知の事実であっても
決して兄弟ネタをすることはなかった。
身内ネタを行うということは
自らネタの範囲を狭めてしまうことになるから。

宮川大介花子の評価が高いのは
夫婦というキャラにとどまるだけでなく
ネタに持っていける強みがあるから。
かつみさゆりが未だにキャラどまりであることとの、大きな差があるそう。

そのため、名前も知られていない若手漫才師が
キャラを覚えてもらうためにか
身内ネタを行うことは愚の骨頂と評価されてしまう。

場数も少なくテクニックがない + 狭い範囲のネタ

知名度が低い上に
その知らない人の身内の話をされても…と思われてしまうらしい。