亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

いずれ我が身

2012-09-02 | 

先日我が兄を精神病院からある施設に送ってきました。

兄は痴呆が進んでいて、やたらと病院からぬけ出そうとするので、病院では面倒を見切れないと病室に鍵が掛けられる精神病院に送られました。

迎えにいくと、自分は何も悪いことしていないのに何でこんな監獄に入れられるんだと喚き散らしていた。

最近の精神病院は檻もなく建物も綺麗で看護師さんもやさしく昔の精神病院のイメージはどこにもないんだけど・・・

家に帰るんだと言い張る兄をなだめるの大変だけど、それよりもっと大変なのは高額の入居費。ここは病院ではないので保険は適用されません。

義姉には大変な負担を掛ける事になる。

入所条件に関する同意書を書くさいの説明を聞いていたが、ここは病院ではないので一切の医療行為は出きません、生活をするためのお手伝いはしますが、呼吸困難になっても酸素吸入は出きません、食事が出来なくなっても点滴はありません。

体が不自由になったら施設へ入ればよいと容易に考えていたが、大変なところだなと思いました。

明日は我が身と何か恐くなりました。

こんな書類が突きつけられたら私は署名できるだろうか。


そういうことがあったからかどうか分からないけど、今朝変な夢を見た。

お葬式が終わって霊柩車で遺体がどこかへ運ばれていくのだけど、どう言う訳か霊柩車の屋根が無く中が丸見えで周りからバーナーの火が盛んに出ているそれを私は上空?からテレビカメラがマラソンランナーを追うが如し確り見ている。これでは火葬所がいらないななんて考えながら・・・

やがて遺族?の家に着いた遺体は灰になっているはずだがそうではなかった。

そこにやたら文句をつける私がいた。順序が逆になっている。夢とはおかしなものだ。

ボイラーマンをやっていた私にはバーナーで焼かれている棺の場面はとても印象的だった。

コメント (2)
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