デンマークのデザイナーNanna Ditzelによる籐のハンギングチェア。1957年発表だから、もう半世紀のあいだ愛され続けているモダン家具の名作とされている。吊るして使うおかしな椅子は、部屋にぶら下がっているだけでも、ユニークで愛らしい。これは赤ん坊のゆりかごにも応用できそう。
この製品を扱う山川ラタンのカタログから。1986年、籐の世界資源の85%を独占するインドネシアは原材料の輸出を停止した。このあおりで山川ラタンも一度倒産している。我が実家(籐の乳母車製造)家業にとっても打つ手なしだった。この数年前から原材料価格の高騰は始まっていた。子供心に感じた当時の家の空気は忘れられない。以来、インドネシアの安い籐製品が出回っている状況はご存知だろう。
剣持勇と親父の椅子
続・剣持勇と親父の椅子
渡辺力と親父の椅子
腰を掛ける椅子
この製品を扱う山川ラタンのカタログから。1986年、籐の世界資源の85%を独占するインドネシアは原材料の輸出を停止した。このあおりで山川ラタンも一度倒産している。我が実家(籐の乳母車製造)家業にとっても打つ手なしだった。この数年前から原材料価格の高騰は始まっていた。子供心に感じた当時の家の空気は忘れられない。以来、インドネシアの安い籐製品が出回っている状況はご存知だろう。
剣持勇と親父の椅子
続・剣持勇と親父の椅子
渡辺力と親父の椅子
腰を掛ける椅子
籐の佐野さんのお名前を検索していてたどり着きました。
僕も建築設計をやっているのですが、籐好きなんです。
佐野さんのお名前はアサヒコムで知ったのですが、一度訪ねてみたいなと思っていたので羨ましいです。
家具では最近、ロデリック・フォスという籐使いのデザイナーがいますね。剣持さんとはまた違う軽やかな感じでいいですよ。
ロデリック・フォスもいいですね。これからも籐に関する記事を載せていきたいと思ってます。
春日部さんのHP拝見しました。
熊楠研究所コンペ、同じような考え方で驚きました。入選案の7/10が楠を切っていたのには唖然としたものです。熊楠がどれだけ楠や原生林を大切にしていたことか。審査員の理念の無さに絶望でした。
お勉強させていただきます。