亀田司法書士ブログ

越谷市の亀田司法書士事務所のブログです

控訴審判決

2015-02-02 16:49:58 | 債務整理
A社に対する一審勝訴の控訴審判決を受け取りました。結果は控訴棄却。口頭弁論は,1回で終結しましたので,擬制陳述による準備書面を提出しただけで,原告本人が地裁に行かずに判決を得る事ができました。

同社には他にも似たような争点の裁判が複数あります。そして,一つは,今回と同様一審勝訴で現在控訴審中です。同じ争点ですから,いくら所属の部が異なるとは言え,同じ結果が出るものと期待しています。

この業者は,訴外では過払金元金の50%。一審勝訴しても,元金の80%位しか支払額の提示をしてきません。但し,金額をのんでくれたら2週間後に支払うといいます。和解をしないと裁判を半年以上続ける事になり,その間武富士のようなことになれば,支払不能になると脅してきます。

確かに,過払金の支払いを受ける前に,業者が法的整理に入る可能性がないとは言えません。そこで,私は,依頼者にリスクを説明し,最後まで訴訟を続けるのか,一定額で和解するのかを決定してもらい,意思を表示した文書に証明してもらっています。

この業者との争点は複雑ではなく,勝訴の見込みが十分ある争点なので,最近は控訴審判決まで求める方がほとんどです。訴訟を行っていて,代理人としては,主張を明確に判断してもらえる判決の方がすっきりします。

さて,司法書士の上訴代理権の問題は何とかしてもらえないでしょうか?控訴審も一審代理人である司法書士の事務所を送達場所としていて,裁判所が原告本人に連絡を行う事はほとんどありません。

一審代理人,控訴審本人訴訟という構成は奇異に感じます。依頼者は,依頼した事件は最後まで代理してもらいたいものでしょう。
控訴審で本人訴訟になることをメリットに感じるのは,一審被告である業者のみであると思います。

よろしければ,クリックお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 司法書士へ
にほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿