過日の不動産決済のこと。事務所に戻り,所有権移転登記の申請を行うため登記識別情報通知(以前の権利証の代わりに物件毎・所有者毎に発行される12桁のパスワードのようなもの)のシールを剥がそうとしたところ,剥がれません。
銀行から帰って来たのが3時を過ぎていましたので,当日中に申請するためには時間的余裕はありません。こういう場合,焦ってとんでもないことをしてしまうものです。
とんでもないこととは,識別情報通知の裏側から,ハーガスといって切手等を剥がす薬品を塗り,シールを剥がそうとしたのです。
ところが,印字は,識別情報の紙面に直接記載されているのではなく,識別情報をシールで覆わった紙片そのものが通知書に貼られていたのでした。
なので,紙片自体を識別情報通知の用紙から剥がしただけで,パスワードを覆うシールは小さくなったこの紙片から剥がすことになり,余計に難しくしてしまいました。
同職に聞いたところ,アイロンやドライヤーで紙片を暖めると接着剤が緩み剥がれるとのこと。とりあえず,同日は識別情報無しで申請し,休日にドライヤーを事務所に持ち込み,ようやくシールを剥がすことができました。
何でも平成21年10月までの頃発行の識別情報は,剥がれにくく再発行に応じたようです。
これからは,決済の席上で,周りに見えないようにシールを剥がしてみることにします。
決済の場から帰って来てから,シールが剥がれないことが発覚したら大変ですから。
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