後見人の仕事の特徴は,①終了まで期間が長い。②案件による個性が際立ち,パターン化されたものが少ない。③親族との関係性に神経を使う。④終了の際,相続争いに巻き込まれる可能性がある。
ただし,この特徴は,法律職としての経験を積むために有益な場合も多くあります。①②は,仕事のバラエティに富むと考えれば,様々の経験ができることになります。③も良好な関係を築ければ,親族の生活に役立てていると実感できるでしょう。④は,相続争いが生じた場合に,信頼の下にその仲介役を依頼されることもあり得ます。
以上のことを考えると,後見業務は,法律職としての素養を身につけられる貴重な業務と言えます。
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