亀田司法書士ブログ

越谷市の亀田司法書士事務所のブログです

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地域包括ケアシステム会議(2)

2015-05-27 17:49:29 | 司法書士の日記

会議の趣旨は,独居の要介護者を対象として起こる様々なことに,どのように対処していけば良いのかという事例問題です。資産のある人は専門家に依頼する等の方法が採れるが,資産の乏しい人は方策が極端に限られてきてしまい,要は資力の問題であって大変悩ましい問題なのです。

今回の事例の対象者も,一人暮らしで他人との係わりを拒み,親族も葬儀・埋葬さえ拒絶するような状況にありました。彼は,生きる目的を失いお酒に溺れつつある人のようで,ケアマネージャー(以下「ケアマネ」という)は,このような方を励まし,見守り,時に必要な医療を受けさせるため医療機関との連絡を取ったりすることが少なくありません。

そんな中,入院が必要になる程重篤な病気になったとき,身元保証人引受の問題が生じます。ケアマネの中には,入院費滞納のリスクを承知で,身元引受人になる方もいるようです。

このような,実態をマスコミは報道しません。ケアマネの横領行為は,すぐさま報道するのに。そのような人はごく一部で,ほとんどの方が困った人を救いたいとの人間愛を持っています。会議に出席してそれがひしひしと伝わってきます。法律の冷徹な判断・処理とは別の世界です。

生活保護を受けている人は,医療扶助により入院できますが,生活保護を受けていない人は,身元保証人問題で,オミットされてしまう恐れがあります。この事例において,ケアマネ自身では,どうすることもできません。行政の何らかの施策に頼るほかはありません。

根が優しい人ばかりなので,その時はやるせない気持ちになるでしょう。社会の底辺ともいうべき状態で生活している人を相手にするのは,精神的にとても大変なことだと思います。

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