ナーブ(原題) / Nerve

2016-09-04 | 映画






オフィシャルサイト


ニューヨーク近郊で母親と二人暮らしをしているビー(ビーナス)は、シャイで真面目な高校三年生。
彼女の友人のシドニーは、ナーブというオンラインの参加型のゲームにハマっていて、そのゲームのプレイヤー達からも人気を集めていた。
ナーブとは、プレイヤーに登録するとチャレンジのメッセージが届き、それを一定時間内にクリアすると賞金がもらえ、その日のチャレンジを最後までクリアした一人が賞金総取り出来るゲームで、参加者以外にもウォッチャーと呼ばれる沢山の視聴者がゲームを見ている。
ある日昼休み、ビーが片思いをしている男子にシドニーが勝手に告白をして、友人たちの目の前で彼に振られてしまう。
シドニーから、リスクを取らないと言われたビーは、自分もナーブでプレイヤーに登録する。
最初のチャレンジは、見知らぬ人と5秒間キスをするというものだった。
彼女はレストランで本を読んでいた自分と同い年くらいのイアンに突然キスをした。
イアンもナーブのプレイヤーなので、ビーの行動をすぐに理解した。
すると、イアンとマンハッタンに行けという次のチャレンジが届いた。
そこから、次々に無理難題なチャレンジが届くが、イアンと二人でクリアをしていくうちに、ビーは数千ドルの賞金を稼ぎトッププレイヤーの仲間入りし、ウォッチャー達からも人気を集めだした。
しかし、命に係わるようなチャレンジが続き、友人のシドニーも命を落としかけたため、近くにいた警官に通報に行くが、彼女が何も言う前に警官から逆に「ビー、変な事はやめろ」警告される。
そして、彼女の銀行口座から全ての現金が降ろされてる事を知る。
ビーは、ナーブのプレイヤーでもウォッチャ―でもない、第三のカテゴリーの囚人になっていた。囚人になると全ての財産、個人情報を失い、チャンピオンになるまでチャレンジをし続けなければならない。  

2013年のおバカ映画「なんちゃって家族」で不良娘を演じていたエマ・ロバーツ主演。
共演は、筋肉おバカの役以外あまり見たことがないディヴ・フランコ。ただ本人は、名門南カリフォルニア大学卒業で英語の先生を目指してた。
この作品で一番驚いたのは、ビーとシドニーの友人のリブ役の女優さんが、アリゾナでご近所に住む知人のグレンさんの娘さんのキミコ・グレンだったこと。
セリフも露出度のとても多く立派な演技を見せていただいた。
彼女のプロフィールはしっかりとIMDbのサイトにも載っている。クリック
実は、紗南もキミコちゃんと「王様と私」(クリック)のミュージカルに出演したことがあるが、あの当時から女優を目指していたキミコちゃんがしっかり夢を現実にしている。
これだけでもこの映画観た価値があった。

主人公のエマ・ロバーツがよかった。
「なんちゃって家族」では、全くわからなかったが、彼女は近所にいそうな美人。
演技もしっかりしていて、おバカのディヴ・フランコとのコンビもよかった。
予告編では、安っぽいティーンエイジ向けの映画かなと思ったが、予想以上によかった。
映像的には、スマホから見た映像を多く入れて、プレイヤーとウォッチャ―の位置関係を上手く表していた。
ファイナルチャレンジのオチは分かってしまったが、もう一つどうやってナーブを潰すかはわからなかった。
ネットの中では、匿名希望で残酷なネット民を、見事に現実に戻したオチだった。

追記:
ナーブのオフィシャルサイトでの高層ビルでのチャレンジが怖い。クリック



64%



美人だけれど冷たいくない表情のエマ・ロバーツ


今回もお決まりの上半身はだかを見せたディヴ・フランコ


自分が好きで仕方がないシドニー


立派な女優になったキミコちゃん


ここでシドニーからリスクを取らないと言われるビー


最初のチャレンジ


成功


二つ目のチャレンジ


ニューヨークへ


だんだん過激になるチャレンジ






懐かしのiMACがビーに宣告


最後のチャレンジへ



トリビア
あいうえお


エマ・ロバーツとディヴ・フランコのインタビュー



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