2013年に入って、「ラスト・スタンド」、「大脱出」と本格的にハリウッドにカムバックしたアーノルド・シュワルツェネッガー主演。
共演には「アバター」で人気の出たサム・ワーシントン。彼は「ターミネーター」が本格的なデビュー作だから、シュワちゃんの後輩にもあたる。
他にも、僕の好きなテレンス・ハワードが共演してる。
女性では、ちょっと不気味なミレイユ・イーノスと、歳をとってもきれいなオリヴィア・ウィリアムズが好対照の演技を見せてる。
アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」をベースにした、謎解きも入った、アクション作品。
ブリーチャー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、麻薬取締局(DEA)の特殊部隊を率いるベテランエージェント。
ちなみに、PhoenixのDEA見つけた。エージェント募集もしてる。ココ
彼のチームは、8人の屈強なメンバー(サム・ワーシントン、テレンス・ハワード、ミレイユ・イーノス、他)が、彼を慕い、固いの結束で結ばれていた。
麻薬組織に対して容赦のない仕事をしてきたブリーチャーは、数年前にメキシコのある組織から、彼に対する復讐として、妻と子供を誘拐され、拷問の末殺害されるという、悲惨な過去を引きずっていた。
その日も、彼のユニットは、潜入させていたリジーのリードで、麻薬組織のアジトに踏み込む。
彼らは、組織のメンバーを殺害、逮捕したあと、アジトにあった1000万ドルを盗み、下水道に隠す。
ほとぼりが冷めたあと、あらためて下水道に戻ってみると、隠した1000万ドルは消えていた。
DEAは、消えた大金について、ブリーチャーのチーム全員を尋問するが、誰も自供しなかった。
DEAは、メンバー全員を停職にし、それぞれに監視をつけて、捜査をすすめるが、結局何の手がかりも出てこなかった。
数か月後、メンバーは処分を解かれて、またチームが集まった。
誰が盗んだのか、メンバー間に微かな疑惑が芽生えながらも、取り敢えず再会を祝ってバーに繰り出す。
翌日、メンバーの一人パイローが二日酔いの目を覚ますと、彼のトレーラーハウスは、外からカギがかけられ、貨物列車の線路の上に駐車されていた。
地元警察殺人課のブレントウッド(オリヴィア・ウィリアムズ)捜査官が捜査を始めるが、すぐにもう一人ブリーチャーの部下が惨殺される。
その残忍な殺し方から、ブリーチャーは麻薬組織が1000万ドルの復讐をはじめたと考えた。
ブレントウッドとブリーチャーが、協力して捜査を続けるうちにも、メンバーが殺されていく。ただ、仲間の中の裏切者が浮かび上がってくる。
1000万ドルを盗んだ犯人は、凶器の殺人犯は...
大きなアクションシーンはともかく、アーノルド・シュワルツェネッガーにしては珍しく残虐シーンが多い。
そして、大雑把な謎解きかなと思い込み、終盤「ああ、この人」って思ったら、「えっ」って言う落ちもあり、なかなかひねった展開を見せてくれた。
今年もすでに「マギー」というゾンビ映画と、あの「エクスパンダブル3」がポストプロダクションに入っていて、老体に鞭打つシュワルツェネッガーが見れるようだ。
ただ、次回作では髪型は何とかしてほしい。