明日は雨降りだというので、
トーハクと泉屋博古館のハシゴ。
南山城展、東京でもやるじゃん、チェッと
思ったけど、行ってみたら空也展と同じ
小さな催事スペースだった。奈良博まで
出向いて見ておいてよかった。山城地域の
理解も深められたし。トーハクのほうは
純粋に仏像鑑賞。ただ浄瑠璃寺の阿弥陀様の
ライティングはトーハクのほうが自然光の
感じが出ていたかも。
14室で川口慧海の特集があって、それを
見られたのもラッキーだった。
泉屋博古館にはスペイン坂をはあはあ
いいながら登って。そんな後に見ると
文人たちはあの厳しい山中暮らしで
ああ見えて体力は結構あったのかもと
思ってみたり。でも、隠遁生活とはいえ
漁師との交流だったりもあるのだな。
高校時代、漢詩の授業で柳宗元の江雪
がお気に入りだったし、子供の頃から
ここまで山水画ほど深山幽谷でないにしろ
なんとなくこんな鄙びた景色が好き
だったから、楽しい展覧会だった。
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