鷹峯の源光庵。迷いの窓と悟りの窓。
悟りの窓の窓枠の強さが印象に残る。
それから東に回って詩仙堂。お庭の
モリアオガエルの卵塊に盛り上がる。
書院は騒がしかったので早々に退散。
次回は福・禄・寿の軸を心静かに
眺めたい。丈山の隷書は魅力的だ。
ついでに圓光寺。水琴窟が素晴らしく、
静寂の中、竹筒に耳を当てなくても
傍に佇むだけで音が響いてくる。
その音色も変化に富んで。十牛之庭や
応挙竹林も堪能。また水琴窟に戻って
きたら、ツチガエルが控えめに
唱和していて、有難きものを見た感。
宝物館で展示されてる日本最古の
活字もなかなかのもの。
〆はいつもの蕎麦の実よしむら。
予想通り小鮎の天ぷらが献立に入り、
ほくほくといたただく。美味。