呉市かまがり天体観測館

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春の星座をみつけよう

2021-05-05 13:23:14 | 星空の楽しみ方

方角を確認して星空散歩の準備が整えたら、季節の星座を探してみましょう。

大まかに言って、その季節の夜8時、南の空に見えるものがその季節の星座です。

そして、季節ごとに季節の星座を見つける目印があるので、目印を見つけて、
そこから辿っていけば、たくさんの星座を見つけていくことができます。

春の星座を見つけるための目印は「北斗七星」です。

北斗七星は「北の空にある柄杓の形をした七つの星」という意味です。

北斗七星をスプーン(ひしゃく)の形に見た時の柄の部分のカーブを延ばして
いくと、うしかい座のアークトゥールスというオレンジ色をした1等星に辿り
着きます。さらに延ばしていくと、青っぽい色をしたおとめ座のスピカ、
もっと延ばすといびつな四角形のからす座に行きつきます。

これで3つの春の星座が見つかります。

この北斗七星の柄から延ばした線を「春の大曲線」と言います。

次に、アークトゥールス、スピカ、デネボラ(しし座)を結んで「春の大三角」、
春の大三角にコル・カロリ(りょうけん座)を足して「春のダイヤモンド」を
作ります。

これで主な春の星座が見つかります。

ぜひ、探してみてください。



春の星座たち



春の星空の目印


コメント
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