1月9日(土)から12日(火)頃にかけて空の中で水星と木星、土星が接近します。
10日の午後5時30分で考えた場合、西南西の空の高度7°あたりで、水星と土星が
1.5°ほど、水星と木星が2°ほど、木星と土星が2°ほどの距離まで近付き、3天体
が三角形をなすように並びます。
まだ空の明るい時間帯ですし、見える高度も低いので、観測条件としてはよくあり
ませんが、最も見るのが難しいといわれる水星と木星、土星の競演ですので、ぜひ
観察にチャレンジしてみてください。
太陽が沈んだ後であれば、双眼鏡を使って、明るい木星を目印に探すとよいでしょう。
数日の観察であれば、水星の動きを容易にとらえることができますよ。