ちょっと汗ばむこの季節、冷たいものが飲みたいと、ついついなんでも冷蔵庫に入れてしまいがちです。 しかし、「赤ワインは常温で」と言うように、冷やさない方が美味しいものもあります。 ぶどうの種や皮も一緒に醸造する赤ワインは、酸味や苦味が強いものです。 冷やしてしまうと、ぶどう本来の甘みを感じにくくなります。 実だけを醸造する白ワインは、もともと甘味が強いので、冷やして酸味が増せば、味のバランスが良くなります。 コーヒーも同じで、ホットコーヒーよりもアイスコーヒーの方が苦く感じるものです。 つまり、温度を変えると、味の感じ方が変わると言うことです。 チョコレートは冷蔵庫に入れがちですが、常温で食べた方が甘味が強くなります。 また、多くのフルーツは、冷やすことで酸味が加わり、爽快感が出ます。 バナナのように熱帯地域産のフルーツは、常温保存が基本ですので、食べる数時間前から冷蔵庫で少し冷やすと良いでしょう。 ただし、暑い時期なら、常温で食べる食材でも冷蔵庫で保存し、食べる少し前に出して常温に戻した方が良いでしょうね。 腐らせては元も子もないですから・・・。
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