HP管理人の独り言 リメイク版

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タコやカニは、なぜ陸上で呼吸ができるの?

2012年12月07日 | 日記

 鮮魚店の店先で、タコとカニだけが元気に動き回っているのを見ますが、水もないのに何で元気なんでしょう? 水中の生物の多くはえら呼吸ですが、水のなかでは乾燥する心配がないので、えらは体の表面近くにあります。 従って陸上では、えらが乾燥してすぐに死んでしまうのです。 しかし、カニの場合は、体が硬い殻で覆われ、外界と接する部分が口だけです。 カニが口から泡を吹いているのは、殻のなかの水を通して呼吸をしているからです。 また、タコの場合は、口のそばから「外套腔」という部分が体内に続いています。 そして、普段はこの部分に水を蓄えているために、空気中でも乾燥しにくく、陸に上がっても、かなりの間生きていられるわけです。 魚も人間も潤いのある生活が、大切ということですね。
 ちなみに、タコの足( 触腕 )は8本ですが、稀に8本以上の足を持つタコも存在します。 極端なものでは日本で96本足のあるタコが捕獲されたことがあり、三重県の「志摩マリンランド」に標本として展示してあるそうです。