鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

年賀状

2013年12月06日 | 日記

年賀状の整理をしていたら、思いの他時間をとられてしまった。

昨年は喪中で、淋しいお正月でした。

よく、家族写真が論議されるが、わたしは、いやではない。

「赤ちゃんが生まれました」「結婚しました」あら、逆。いえ今、多いですからいいの

ほほえましくて、お祝い事はいいですね。

結局一枚一枚読んでしまってあっと言う間に夕方に。

身近な人は結構省略します。メールとか。

でも、年賀状もらうと嬉しいのです。

元日の朝の、ひと時の幸せな時間、やはり大事にしたいです。

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俺に似たひと

2013年12月06日 | 日記

平川克美 「俺に似たひと」をいっきに読む。

著者は、私が周りの人に勧めまくった「小商いのすすめ」ミシマ社 の著者でもある。

父親の介護のはなし、ただそれだけ。すべての人に公平訪れる「死」を綴っている。

親の老いていく姿を冷静にみつめ、正直に受け入れ介護する日常を描く。

8年間の通いの在宅介護を昨年卒業したばかりの私は、本の中の著者と同じ思い、行動

に、度々無意識の中でうなずきながら読み終えていた。

介護本は、どこかに「こんなに一生懸命やったのー」的な本が多い。

「俺」が記憶をたどって話を進めていく私小説の形をとっている.

壊れていく親の姿に戸惑い、怒りながらも少しずつ受け入れていく過程は、経験した人

たちは心が癒されることだろう。

「みんな同じなんだ」と。

昭和の親の、ひとつの親と子のモデルがここにある。

そして、自分はどんなどんな終焉を選ぶのか、選べるのか・・・

何を残し、何を残さないのか・・・、答など簡単には出ない。
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