松葉ケ谷の苔寺
「妙法寺」に緑陰を求めて
鎌倉ガイド協会のウォーキングに参加しました。
梅雨の晴れ間の暑い朝
鎌倉駅東口に集合して
日蓮宗寺院の集まった区域です。
江戸時代には大層栄えたお寺だそうです。
日蓮上人の松葉ケ谷草庵
はこの場所にありました!
いくつかの寺の一つとして
声を上げています。
本堂は先ごろの竜巻で屋根が吹き飛んだそうです。
病気が癒えた(?)住職の法話を聞きました。
本堂前で立ったまま(!)聞いたこともあり
熱中症で倒れた人もいました。
「大覚堂」は別名「清正公堂」
ずいぶん前に雨の中で
住職のお経を聞いたことがあります。
苔の石段は暑さに喘いでいました。
美しき苔 石段に春惜しむ
立子の句碑が往時の繁栄を伝えます。
「松葉谷御小庵趾」
顕彰碑が立派であるほど
なかなか信用できない習性になっています。
海だけは変わらぬ姿でいるのでしょうか。
護良親王、南の方、日叡上人
山の上に歴史を感じるばかりです。