「アニー・ホール」のウディ・アレン監督、1986年の作品。美しい3人姉妹の、派手やかに見えつつも、ドロドロと苦悩あふれる生活にフォーカスしたストーリー。
最終的に長女のハンナは損な役割を背負わされた気もするけれど、
家族のなかで一番しっかり者といわれる彼女自身さえ、
今までの人生では、二人の妹たちのように、
いろんな男を振り回し振り回されてきたのに違いない。
この作品のテーマである、醜 . . . 本文を読む
「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督、1995年の作品。
列車の中で偶然出会った一組の男女(ジュリー・デルピーとイーサン・ホーク)が意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどなく歩き一夜をともにするストーリー。
いまや大御所の雰囲気をもつジュリー・デルピーが初々しくていい感じでした。
彼らはずっとおしゃべりしながら、
愛とは、宗教とは、死とは、人生とは何か . . . 本文を読む
「ナイト ミュージアム」のショーン・レヴィ監督、2011年の作品。ロボット格闘技が人気となった時代、元ボクサーで、いまは格闘技ロボットの操縦を行うチャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)が、捨てた息子マックスとの絆を取り戻していく一夏のストーリー。
こう、父親と息子が絆を取り戻す映画って、
結構あるような気がしますよね~。
(いま頭に思い浮かんだのはスタローンのアームレスリング映画
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「刺青 匂ひ月のごとく」の三島有紀子監督、2011年の作品。大泉洋と原田知世を主演に迎え、洞爺湖のほとりで小さなパンカフェを営む一組の夫婦と、その客たちとのやりとりをオムニバス的に描く。
これを見たときかなりの寝不足だったというのもあるけれど、
おそらく半分くらい寝てた気がする。。。
いや、しかし、言い訳ではないが、
導入があまりにもゆったりペースで、
かなり眠くなる作りになっていたのは事実 . . . 本文を読む
「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル監督、2011年の作品。
その年どれだけの鳥を見ることができたか、その数を競うバーディングの祭典ビッグイヤー。
ケニー(オーウェン・ウィルソン)が打ち立てた大記録を塗り替えようと、
気象条件のいい今年、
もう引退を願っている大会社の経営者であるステュー(スティーヴ・マーティン)と、
36歳でバツイチのブラッド(ジャック・ブラック)は、
それぞれさ . . . 本文を読む
吉田照幸、2011年の監督デビュー作。同監督が演出するNHKの人気コント番組「サラリーマンNEO」の映画版。
「サラリーマンNEO」はほとんど見たことがないけれど、
面白いという噂は聞き及んでおりまして、
つい見てしまいました。
セクスィー部長、、、いいっスね。
『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』予告編
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「檸檬のころ」の岩田ユキ監督、2011年の作品。伊藤たかみの同名小説を映画化したもの。
頭を打ち自分の恋人の記憶だけが飛んでしまう。
手元には婚約指輪、現れた自分の彼女らしき3人の美女。。。
主演は山田孝之、
相手する3人の美女は、小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴というので
食指が動いたわけですが、
さらになんと、「ヒミズ」の二階堂ふみが
キーとなる謎の少女として登場しているではないですか . . . 本文を読む