「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉市内を散歩(3) チリビーンズのタコス@鎌倉七里ヶ浜自宅厨房

2020-02-13 11:00:38 | 食べ物・飲み物
前回の投稿のおまけ編。

20世紀の英国の作曲家、サー・ウィリアム・ウォルトン。

その時代の音楽ってあまり好きではないのだが、これは聴きやすい。

第一交響曲。若きサイモン・ラトル指揮のバーミンガム・オーケストラの演奏。

30年前の録音だ。



残念ながらYouTubeにこの録音は出ていない。

指揮者もオーケストラも違うのだけれど、ご興味ある方はこちらのYouTubeでウォルトンの交響曲をお楽しみくださいね。
 


このYouTubeの演奏で指揮者を務めているアシュケナージのお仕事を、どちらかひとつ選ぶとすると、ピアノ奏者なのか指揮者なのか?

彼はどっちもやるもんね。

私がアシュケナージを知ったのは、忘れもしない1974年。

これだけは明確に記憶している。

大阪市内で父親が私にLPレコードを買ってくれた。それはベートーベンのピアノ協奏曲第五番の皇帝。

そのピアノ奏者が若いアシュケナージだった。

ショルティ指揮のシカゴ交響楽団がバックについていた。

すっごく華やかな演奏で、それまでピアノ協奏曲なんてろくに聴いたことがなかった私も「なんて素敵な!!」と思った。

その時以来私はアシュケナージのファン。

さて、このウォルトンの交響曲第一番。

大音量で聴くと面白いから、ぜひYouTubeを♪

サイモン・ラトルは2回前のロンドン・オリンピックでも楽しく開会式に出てたね。



現代の代表的英国人指揮者だから、選ばれたのだろうね。

あれは本当におかしかった。

なーーんと、あのMr.Beanことローワン・ワトキンソンと一緒に。



この人、おもしろすぎる。

最近ではあまり出ないけど。

白髪が多くなったね。

とても楽しい人。

英国的と言える範疇で、かつお下品でもあるヒューモアにあふれた、とてもヘンな人。

指揮者のラトルも一緒になってやっているので、楽しかった。

オリンピックの開会式としては演出し過ぎとの批判も多かったが、私はこういうの好きだなぁ。

さて、本日のお題に行きましょう。

先日、坂ノ下のVENUS CAFEに行ってチリビーンズのタコスを食べた。



それがまたすごぉ~く、おいしかったんだ。



で、これを自分で作ってみたいと思った。

私としては、セロリを入れてみたいな。クミンもいいだろな。



「おとーさん、何、つくるねん?」とドガティ君が尋ねる。



「秘密や。あんたに言うてもわからんもんをつくるねん」と私は答える。

実際ドガティ君が食べられるものではない。

タマネギをみじん切り。細かくね。



そうそう、これよ。セロリ。



チリビーンズの中に、セロリを入れたらおいしいと思ったんだよね。

そしてピーマンも切る。

こちら。ピーマンとセロリね。



次に行きましょう。

中華鍋に油。

毎度おなじみの中華鍋。私はなんでも中華鍋。

そして唐辛子の輪切りを大量に入れて、ニンニク。



辛くなければチリビーンズじゃない。

弱火で加熱。

強火はいかんよ。唐辛子もニンニクも弱火でクツクツと。

この時点ですごい香り。

「おとーさん、何やねんな、これ? 教えて~な」とドガティ君が再び尋ねる。



「そやから秘密や言うてるやん、あんたには教えへんで」と答える。

タマネギのみじん切りを炒め、ひき肉(合い挽き)を炒める。



あぁ、うまそうだね。

香りがいいんだ。

そこへ先ほどのピーマンとセロリだ。



そしてトマト。

面倒だからカットトマト(紙パック入り)を入れる。



そしてかき混ぜながら炒める。

さらに乾燥ひよこ豆(を水で戻したあとに、塩ゆでしたもの)を入れる。



そこにハニーとケチャップ。



甘みが必要だ。ケチャップを入れるのは私の好み。

塩も入れましょう。

トマトの味、香りがいいんだ。

そして煮詰めるんだよ。



するとこうなる。



うまそうでしょ?

味見する。

なんか足りないな。塩気だ。塩、あるいは醤油でもいい。

ってことで、塩を入れた。

さらにここでクミンの登場。

クミン(これはホールではなくパウダー)と黒い胡椒をパラパラ。



「たまらんやんか、なんやねんな、この香りは?」とドガティ君。



「キミには関係ないねんってば、無理やねん」と答える。

これでできたようなもの。

トルティーヤ。これは出来合いのものを使いましょう。



簡単に作れそうだが、本日は時間がないので、スーパーで売ってるこれを使う。

電子レンジで10秒、軽く温めるだけだ。

右はリーフレタス、左はセロリの葉。



このセロリの葉を使いたいのですよ。そのままサラダとして。



香りがいいもんね。

そしてベーシックなリーフレタス。



「あのぉ~、ボクにもなにかないんですかね?」



ないと思いますよ。

さあ、最終局面だ。

ガラムマサラの七味。若い友人、Wさんがくれたものだ。善光寺門前の八幡屋磯五郎。



これを使おう。

インド的であり、メキシカンなチリビーンズのタコス。

唐辛子ってアメリカ大陸から来たんだよ。そしてヨーロッパに入り、アジアへ来たのだ。

インド人も韓国人も四川省の人々も日本人もそれが大好き。

インドとメキシコはつながっている。

唐辛子文化は世界をつなぐ。

そして胡椒。



できあがり。



生地の上にリーフレタス。そしてセロリの葉を散らす。これだけでも華やかな香りが出る。



そこでチリビーンズ!



メキシコの人って、これをそんなに食べているんだろうか?

こりゃたまらんで、セニョリータ♪

うみゃ~ていかんわ。えりゃーことかりゃーて、汗だくだぎゃぁ。



そういう言葉遣い(↑)の名古屋の方に実際会ったことがにゃー。

うほほほっ。



どないや、みなさん?

食べてみたいでっしゃろ?

オリジナリティあふれる味わい。

セロリの茎は肉やタマネギと一緒に炒めた。

セロリの葉は、サニーレタスといっしょにサラダにして食べた。

唐辛子以外にクミンのスパイスが効く。

最後にはガラムマサラ入り七味で香りづけ。

ええわぁ~、これ。



ちょっとだけ残ったさかい、これもこのまま食べましょ。



旨すぎのチリビーンズ。

刺激的ですねえ。
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (極楽寺のおやじ)
2020-02-13 12:41:15
お、これ、オレの大好物よ。かなりいろんなもの入ってんだな。自分で作ったことないから、わかんないが、オレも作れるかもしれんな。辛いの食べてビール飲んで、メキシカン。
Unknown (信州タケノコ)
2020-02-13 16:41:46
自宅でこれを作る手があったか! これ外食だと高いですからね。大した量じゃないのに高くつく。真似してみます。楽しみです。
 
Unknown (ママーヘン)
2020-02-13 17:21:34
栗原はるみ先生のレシピ
チリコンカンが美味しかったので
トルティーヤを買ってきて巻き巻きしてみよう!
おちゃさんのと似ています。
セロリを入れるのはいいですね!
ゾウさんの七味もかけてパクチーも入れちゃおう!
ドガティ君、粘ったけど無理でしたねー。
フードは落ちてきたかな(笑)
Unknown (おちゃ)
2020-02-13 18:40:35
極楽寺さん

これとビールはあいまっせ。手頃なランチに
如何でしょう。初めて自分でつくりましたが
十分美味かった。
Unknown (おちゃ)
2020-02-13 18:42:35
タケノコさん

そうですね。わずかなものに、結構
払わされます。ご自宅で好みの味、辛さに
作って好きなだけ食べてください。
具沢山なのをガシガシ食べられる。
Unknown (おちゃ)
2020-02-13 18:46:08
ママーヘンさん

フードは落ちて来ましたから、それで
満足するドガティ君でした。
なんでも嬉しいそうです。

先のVenus Cafeで食べた時、セロリを
入れたのを作って食べたらいいだろなと
思ったのです。で、やってみた。
初めてこんなのつくりましたが美味しかた
ですよ。ママーヘンさんもお好きな
レシピでパクチーでもクミンでも
七味でもやってください。
アシュケナージ (ウムキ)
2020-02-13 20:51:53
アシュケナージと云えば自分のなかでは完全にピアニストなのですが、特にショパン。ただし、クロスオーバーやポップスなどの新しい曲も演奏されていたと記憶しています。ウイキペディアで調べてみると、確かに名指揮者としても記述されています。天才的な才能をもっていたのですね。すごい!!
Unknown (おちゃ)
2020-02-13 21:52:45
ウムキさん

こんばんは。アシュケナージの指揮を
たっぷりとお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=vBeMDmUm1DE
よさげです。海です。
揺れるようです。

ピアノ奏者としてのショパンの録音もたしか
CDが二枚我が家にあったかな。
ニコニコした、いい人に見受けられます。
ウムキさんもお好きなんですね。
Unknown (yukarilly)
2020-02-14 01:50:37
おちゃさんの ブログで また1つ お利口に成りました。
アシュケナージが指揮者だったとは!アシュケナージのショパン とても好きです。浸ってしまいます。エモい。
チリビーンズ、大好きです!
私もセロリ入れます。アボカドディップも乗せて。
ロンドンオリンピックの ローワン・ワトキンソン覚えています。クスッと笑えて面白かったです。
我が家は皆んなローワン・ワトキンソンのファンです。
偶然ですが
ナナのブリーダーさん Mr.ビーンと 言います(笑)
Unknown (おちゃ)
2020-02-14 06:25:24
yukarillyさん

アシュケナージのショパン!お好きですかー。
そうですねえ。ナナちゃんが走りまくる動画の
バックに、子犬のワルツを付けてみたくなりますよね。ぜひやってみてください。
私は最初に父に買ってもらった皇帝のLP
レコードがこれだったのです。
https://www.youtube.com/watch?v=DSVB2c-YV0I
当時私は皇帝と言えばこれしかしらず、
少年時代に繰り返し聴いたものの記憶はすごい。
今も、これ以外のどんな録音の皇帝を聴いても
皇帝には聴こえない。

ブリーダーさんの名前がMr.Beanって、ちょっと
危ない響きがあっておかしいですね。
ジャックラッセルを予約したのに、
「大き目のをサービスします」とか
言ってグレート・デンを渡そうとしたりして。

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