「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

Houses - Design Source (Naoさんのブログを見て購入) 及び建築関係本

2010-01-11 06:30:58 | 本/音楽/映画
NaoさんのAuthentic Blueというブログがある。非常にアーティスティックなブログなのだけれど、そこにバディオ(正式にはバディ)というワンコが登場する。澄ましているとハンサムでカッコいいワンコなのに、いろいろな姿勢と顔つきと動作で、読者を笑わせてくれるのだ。それが楽しくて私はよくそのAuthentic Blueを見ているのだが、その画面の端にNaoさん推薦の住宅関連本がよく登場する。皆シャレた表紙の本ばかりなので、私は見ているうちに欲しくなった。そこをクリックしたらAmazonに飛んだのでそのまま購入した。

それがこの本だ。Collins Design社編集のHouses - Design Source。この表紙をご覧ください。ロケーションも良いし、そこにある家のデザインのシンプルなこと。ウォールデンのソローの家をちょっと引き伸ばしたような美しさ。住宅は簡単な形や線で出来ているほど、美しくなりやすい。



この本の中を開けると、かわいらしく美しい家々が並ぶ。インテリア写真もスゴク充実だ。勉強になりますねえ。



日本も含め、世界中の家が登場する。どこの国でも建築家は四角い箱のような家が好きだ。これは米国のだったかな。コンクリート製で四角い住宅は個人的に私は苦手だが、こうやって見て楽しむには非常に面白い。何ごとも勉強。



この本は全部で639ページもある。分厚いのだ。でも1500円もしなかった。お得ですよ。最後までカラー写真が満載ですぞ。ヘンな住宅雑誌見てどれにしようと悩むより、こういうの一冊いかがですか?



私も建築関係の本は多く持っているんだなぁ。我らが建築探偵こと藤森照信先生著「アヴァンギャルド建築」。画像(下)にあるのは彼の代表作のひとつ、神長官守矢史料館である。諏訪大社に関心のある方なら、この史料館をご存じかもしれない。でもこの史料館ってその歴史的展示物とは無関係に、建物としてみてもすごく面白いのである。



次がティンバー・フレーム建築の神様、Tedd Benson著「Timber Frame」。米国の一般木造住宅はツーバイフォー構法がほぼ全てと言って良い状況だが、日本同様木造軸組の構造を選ぶモノ好きもいるのだ。この本を見て私は、八ヶ岳に建てる山荘をこれで行こう!と決めたのだった。日本の豪農の古民家のような作り。屋内に見える構造材が美しい。



そんな古い本を取り出して見ていると、日本の大工の本を読みたくなった。前にもこのブログで紹介したことがある、阿保昭則著「大工が教える本当の家づくり」。良い本だ。

私はしっかりした工務店(あるいは大工)がいれば、ヘンな設計士は不要だと思っている。間取りなんて常識があれば素人だって大雑把に決められる。大工だって経験深い人がやれば図面もほとんど書けてしまう。寧ろその方が良い家が出来る場合が多かろう。意外と設計士の先生は常識がないし、中には意匠に凝り過ぎて自分勝手で突飛なものを作ろうとする人もいる。もちろん構造計算や確認申請など資格者が必要だが、それは最後の仕上げだけで良い。



もう一回これを読むことにした。
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4 コメント

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おはようございます! (HISAKO)
2010-01-11 09:39:30
私も持っていますよ、阿保さんの本。
そして、それを参考にしようと思っています。
もう一人、別の棟梁の本もあるのですが、どうも凝りすぎていて・・・
何とか、良い大工さん、見つけようと思っていますし、
どうやら、居るみたい!

知人の建築家の家に遊びに行って、驚き!
こんな家、住みにくい!
アイディアがありすぎるのかしら?

やはり阿保さんに頼もうかしら??!!!
返信する
Unknown (おちゃ)
2010-01-11 10:23:17
おひさ殿

おはようございます。
この本、とてもいいですね。
良い大工さんがみつかるといいですね。
阿保さんも普通の値段で建ててくれるみたいですね。

大工というか工務店も、自分に合うのをみつける
のは難しいですね。二点あると思うのですよ。
●自分の求める技術やセンスを持っているか
●自分と気性や考え方が合うか

テクニカルな面と精神的な面。
どちらが欠けても、家づくりが楽しくなく
なりますからね。良い人がみつかるといいですね。
返信する
ありがとうございます (Nao&Buddy)
2010-01-11 14:46:06
おちゃさん~!

私もこの本ほしくなりました。。。

会社勤めをしていた頃は、
契約している本屋さんが洋書の新刊をどっさり
毎月見繕って持って来てくれていましたが、
今ではAmazonなどで「ジャケ買い」ならぬ「表紙買い」。
ついつい慎重になっていましたが、
また何か探そうかな~!

バディオの事までありがとうございます♪
ヤツのおかげで自宅が職場でも
気分転換しながら仕事が出来ています。
返信する
Unknown (おちゃ)
2010-01-11 16:15:05
Nao-webmasterさん

フリーになると何でも自分で手配しないと
いけませんね。大変大変。

この本、分厚くて全部カラー写真で、楽しい
ですよ。ご紹介くださり、有難うございます。

建築と英国と自然と犬の本がウチでは多いのです。

バディオはおかしいですね。
ハンサムだけど、おちゃめで、モテる男の
要素を満たしてますねえ。

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