「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村は一足先に冬の始まり(5) 山荘屋外木部の再塗装は完璧

2012-12-04 00:02:47 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
原村のてっぺんはこの日も寒い。小さな山荘。近所でも極めつけの小ささ。近所に山荘は数あれど、小さい順番に並べたら、上位5%以内に入る山荘だ。



ワンコも好きなバーブラ・ストライザンド。彼がひっかいた床はガタガタ。



彼女のアルバムHigher Groundから、優しい母が子供を思う気持ちを歌った「 If I Coould 」をどうぞ。



部屋の中は暗く、寒い。



飾り物だらけ。



こんなのも。



こんなのも(↓)。写真はこの山荘を建ててくれたブレイスの丸山さん。初めてお会いしたのは、もう14年半前。



ヒマだし寒いからラフロイグ。七里ガ浜ではあまり飲む気にならないスモーキーで薬品くさい酒。原村の冬にぴったり。



あぁ~眠い。酔っ払う寒い日。



することがないので、屋内でカメラ撮影。



レンガと木と珪藻土の塗り壁と鉄の組み合わせ。良いコンビネーション。



珪藻土の表面はこんな具合。茶と黄と白をコテで微妙に混ぜながら塗ったもの。



本題を忘れてた。

我が山荘は築後13年半。初めて外の木部に再塗装を施した。塗料はシッケンズ。これはあまり日落ちしない。さらに冷涼で乾燥した気候や建物のつくりが作用しあって、塗料が長持ちした。さすがに一部に「やばいかも」と思う部分も出現したので、塗装を丸山さんに依頼した。

う~~ん、しっかり塗ってもらったな。見ていて、気持ちがいい。



反対側から覗く。



御苦労さまです。お蔭さまで、またしばらく心配しないで済みそう。



シットリとした塗り上がり。足場がないと出来ないところがほとんどで、結局全面的に依頼してしまった。まだ請求書が来ていない。見るのが怖い。



黒に近い茶色である。私は色も暗いのが好きだし採光も絞ったつくりが好きで、人に「変わっている」と言われる。



軒の裏も、桁の木口も、妻壁の板も、しっかり塗ってもらった。



角度を変えて撮影しておこう。再塗装記念撮影だ。



こちらが玄関ドア。いいねえ。オークの木目とシッケンズが馴染んでいる。このドアだけは私自身が何度も過去に塗装している。だから、塗料がドアの左側の壁にはみ出してにじんでいる。私の未熟な作業の結果である。そこは無視して、他を見て頂きたい。



ついでにマーヴィンの窓について。
接着剤がドバッとはみ出ているでしょう? 日本製のサッシでは考えられない米国製品のアバウトさ、と言うか何と言うか。



しかしまあ「それがどうした」とも思う。接着剤のはみ出しは、窓の性能とは無関係だ。防音、防寒、細かなデザイン性や厚み。マーヴィンはなかなか優秀だ。以前所有していた山荘や、以前住んでいた自宅もマーヴィンだったが、文句はない。



細い階段。夕方になると、その上の窓があかるく輝くので、階段までとても明るくなって来る。不思議な階段。



建物について面倒見の良いブレイスの丸山さんに興味のある方はこちらへどうぞ: http://www.brace.jp/
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のっぱらひろし)
2012-12-04 18:42:11
メンテナンスが出来てひと安心ですね。
仕上がりもきれいでいうことなしでしょう。

祝い酒にラフロイグですか。
この薬臭いお酒は木材のメンテナンスにも効いたりして。
でも、やはり原村滞在のおちゃさんにしか効かないでしょう。

ところで、屋根はメンテナンス不要な建材でしょうか?
他人のことながら気になりました。


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シッケンズ (たてしなしろ犬)
2012-12-04 21:21:02
こんにちわ
八ヶ岳もすっかり冬ですね
塗料の色はブラックですか。
落ち着いた感じが良い色ですね!
我が家も塗り替えなので
もしよろしければ
今度蓼科に行った時仕上がりを見てみたいのですが


返信する
Unknown (おちゃ)
2012-12-04 21:58:42
ひろしさん

ラフロイグはクレオソートの代わりに使えますよ!
・・・そんなことありません。

屋根はスチールに黒塗装です。
いまのところ問題なし、との判断です。
周囲の山荘も我が家と同じ頃の竣工のは、とくに
痛んでないように見えます。

アスファルトシングルを使う屋根は、相当痛んでいる
おたくがありますね。苔が生えまくり、年中
じとじとしてるんじゃないかな。山ではあれはその気候や
周囲の環境の条件次第では不適当な選択ですね。
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Unknown (おちゃ)
2012-12-04 21:59:58
たてしなしろいぬさん

塗装はブラックではなく、黒と茶の中間くらいです。
どうぞご覧ください。
原村の三井の森の一番上に行くと、わかりますよ。
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Unknown (issy-family)
2012-12-04 22:17:43
無駄をそぎ落とした、本当に端正な佇まいの家ですね。今いるウランバートルのアパートも普通に暗いので、採光を絞った家のよさは知っているけれど、自分の家は採光全開放というくらい明るい家にしてしまいました。

梁や柱がとてもいい色になっていて、そしておしゃれな造作で、経年によって素敵に変化していますね。ため息がでてしまいます。
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Unknown (おちゃ)
2012-12-04 22:34:59
Issy-familyさん

褒めて頂き恐縮です。
採光は寒い地域の場合、永住と別荘ユース
では異なると思います。暖房費の問題も
絡みますもんね。

ところで、ウランバートルですか?
行くところが、かっこいいなあ。
香港やパリやハワイじゃない。
ニューヨークやロンドンでもない。
椎名誠みたい。開高健みたいと言うべきか。
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Unknown (issy-family)
2012-12-05 07:45:07
そうなのですよね、採光をしぼるといい面もたくさんあるけれど、永住となると難しいですね。我が家は寝室部分だけ小屋風というのでしょうかななめの低い天井で、こもり感を出しています。

それにしても室内、室外ともに塗り壁の色も本当に素敵ですね。塗り壁に色をつけるとか、藁を混ぜ込むとかはまったく考えもしなかったので、そのアイデアに脱帽です。ぜひ本物を見てみたいものです。

私は今ウランバートルにいます。ここが私にとって初めてのアジア長期滞在です。厳しい気候と美しくも雄大な景色が魅力の国です。
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おはようございます (ねこあし)
2012-12-05 10:12:10
おうちもインテリアもおちゃさんも奥様もとっても素敵で憧れてしまいます。
うちは12年目ですが、もうガタガタ
父の知り合いの工務店で、当時は何のこだわりもなく(今もですが)おまかせで建てた家なので凄く後悔してます。
可能ならば建て替えたいくらいです。

私もワゴンに乗ってます。
BMWツーリング。
車もあまり詳しくないですが、昔ドラえもんがCMしてたラシーン?凄く欲しかった記憶があります。
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Unknown (アトムとくーちゃんのぱぱ)
2012-12-05 16:48:36
おちゃさん、
こんにちは。実に趣味の良いお宅ですね。隅々に遊び心があり、ご自慢のマジックアックスがレンガに良く映えてます。実は我が山荘も塗り替えて貰いました。偶然に窓も同じ、マーヴィンです。木枠なので冷たくないし、気密性、断熱性、雰囲気とも満足です。壁は珪藻土の壁紙ですが・・。
築10年、屋根はシダーシェイクなので、いい味出してますが、そろそろ?かな。

残念ながら、我が山荘にはウイスキーが有りません。焼き芋なら有ります。でへっ。
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Unknown (おちゃ)
2012-12-05 21:38:17
issy-familyさん

兼好法師が言うように、鎌倉の自宅は夏を旨として、
いかに涼しいかを考えてありますが、原村の山荘も
ほぼ同様です。それは別荘だから出来ることで、
あれが自宅だったら、少々考えるでしょうねえ。
太陽の力をもうちょっと借りる必要が出てくると
思います。でもまあ、徐々に暑くなる原村で、
夏も思いっきり涼しさを楽しめますが。

モルタルに藁を混ぜるのは真似です。もっと
完璧なのをご覧になるなら、茅野の守矢家
神長官の歴史博物館をお訪ね下さい。
建築探偵こと藤森先生設計の建物が見ごとです。
壁も独特ですよ。


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