「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(4) 諏訪大社上社前宮へお参り

2023-01-06 17:00:41 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
どんどん続くお話。

早くも四話目だ。

山荘を出てずっと下って、エコーライン(富士見町~原村~茅野市の高原地帯を南北につなぐ道路)にぶつかったらそれを北上する。


道路はガラガラだ。


でもガラガラなのはこのあたりだけ。

茅野市の市街地に入ると、中心部に向かう車線はかなりの渋滞。


オギノ茅野店(スーパー)へ向かうクルマが多い。

これは12月30日の話だ。

みんな食料品を買い込みに来ているのねー。

それを過ぎたらスイスイと動いて、すぐにこちらの交差点に来た。

左から読んだら前宮前。

右から読んでも前宮前。回文か?(笑)



諏訪大社上社の前宮だ。


諏訪大社に行ったことがない人のために書くと、諏訪大社には上社と下社があって、上社には本宮と前宮、下社には春宮と秋宮がある。

全部で4つあるわけです。

こちらは上社の前宮だ。


私が持つ前宮のイメージは2つある。

それは・・・・

① 斜面
② 水


神社全体がかなりの傾斜の斜面に広がっていて、その斜面を水眼(すいが)と呼ばれるご神水がかなりのボリュームで流れているのだ。

御神燈。


真新しい御神燈がたくさん取り付けられて、黒と赤が鮮やかだった。

古いお札・お守りはここへ入れる。


お焚き上げ料をちゃり~ん!


同じ上社でも本宮ではこのお焚き上げ料はない。

本宮は大きくて参拝者も多くて、財政も豊かなのかな。

中を覗くと、我々が入れたお守りやお札の隣に、グアムのお土産が。。。


こちらで新しいものを頂きましょう。


今回は交通安全と無病息災をお願いするお守りだ。



さて、本殿へ向かいましょう。


全体はこんな配置で、古墳もある。


周囲には住居跡もあり、土器も掘りだされていて、前宮遺跡と呼ばれる。

同じ神社でも、鎌倉の鶴岡八幡宮などに比べたら、諏訪大社は素朴で荒々しさを感じる。いかにも神様が大昔からいそうだ。中でも特にこの上社前宮はそうだ。

実際日本に稲作が普及してからも、それ以前の狩猟文化の延長のような御頭祭(おんとうさい)なんてことがずっと続けられて来たところだ。御頭祭では、多数の鹿の首を神様に捧げるなんていう儀式まである。

諏訪大社は梶をシンボルにしている。


さっきも見た御神燈。


ここにも梶が描かれている。

上社は根っこが4本。


下社は5本だ。

さて、いよいよ本殿。


ここまでにずいぶん坂を上っているが、ここからもまた上る。

本殿の左手に見えるのが十間廊。


この長さが十間あるのだろうねぇ。


よこにはケヤキの巨木があり、枝にはヤドリギがいっぱい。


わざわざケヤキと書いてある。


前宮水眼広場。



ここに新しい建物が出来ている。以前はなかった。


ちょっとした史料館になっており、休憩所でもあり、キレイなトイレまである。

神社もサービスするのね。


斜面を大量の水が流れる。


坂道を上る。

振り返ると茅野市の市街地、その向うに八ヶ岳連峰。


本殿にお参り。


妻がまずお願いをしに行った。


またまた梶。4本の根。上社は4本ね。下社は5本。


私はいつものお願い。

「カネと健康、カネと健康、カネと健康、カネと・・・・」

次の方(↓)が来たので、いつまでも「カネと健康」を唱えるわけに行かず、場所を譲った(笑)


水眼とはこちら。


清らかな水、神様の水。


どんどん流れる。

途中で分かれてまた合流したりね。


こちらは昨年の御柱祭の前宮弐之柱。


堂々たるもんです。


しかし前宮は先ほどからお見せしているとおり、全体がかなり広い斜面に配置されており、その一番上まで御柱を引き上げるのは大変だ。

上社下社で合計して4つあるお宮さんの中で、御柱祭を挙行する人たちにとっては、この上社前宮が一番疲れるんじゃないか?(笑)


引き続き水眼をごらんください。


実は前宮や水眼は、このブログにすでに何度か登場している。

我々は時々ここに来ているからね。


神水で自動車やペットを洗う罰当たりな人がいたらしい。


鎌倉道って全国にあるが、ここにもある。


ハイキングコースのようになっていて、雪がなければ歩くと面白いのだが、本日は雪があるので中止。


ではまた坂道を下って帰りましょう。


鳥居をくぐって次の目的地へ。


ところで、水晶玉子さんの占いによれば、運勢的に2023年の私は最強の開運オトコらしい。

干支12種、血液型4種、掛け合わせて48種のグループが出来るが、本年の最強パターンは亥年生まれのB型の人。それって私なんだなぁ~。今年は笑いが止まらない年になりそうだ。加えて、上社前宮にもお参りしたしね。バッチリ。

水晶玉子さんの占いを見たい人はこちら(↓)。48位から1位までがズラッと並んでいるよ。


【つづく】
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12 コメント

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Unknown (信州タケノコ)
2023-01-06 17:34:50
よくまあこれだけサッサと投稿ができますね。それも簡単なブログじゃないですもん。しっかり画像も編集され、解説もあって。

私も前宮行きます!
いつも本宮ばかりですからね、
返信する
Unknown (おちゃ)
2023-01-06 19:09:37
タケノコさん

どんどん投稿しちゃいます。
1日1話。八ヶ岳西麓のお話が全部で10話
くらいはつづく予定でして、早く出してしまわ
ないといけません。

前宮も行ってくださいね。
渋いです、前宮。
返信する
Unknown (タッジーマッジー)
2023-01-06 22:15:56
原村にいらしたのですね。
雪の山荘で良い新年を迎えられたことと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

本宮と違った雰囲気で、前宮は良いですよね。
水眼の水源も鎌倉道も途中まで歩きましたが、
今年こそ水眼の水源まで行ってみよう、
鎌倉道も前宮から本宮まで歩こう…
そう思っていたところです!

年末年始をずっと家に閉じこもっていましたので、
原村風景も見せていただけて嬉しいです。
つづきの滞在記も楽しみです!
返信する
Unknown (yukarilly)
2023-01-07 00:18:32
私達夫婦も、昨年6月に前宮に行きました。新しい広場が出来ていたり少し変わっていました。とても日差しが強い暑い日でしたので、坂を登るのがつらかったです。冬はこんな感じなのですね、6月は冷たくて気持ちが良かった神様のお水もキンキンに冷たそうですね。
返信する
Unknown (おちゃ)
2023-01-07 05:11:31
タッジーマッジーさん

おかげさまで、静かな年越しになりました。
3日には帰宅しました。3日に帰宅すると
なると、駅伝のスケジュールをチェックしない
と、神奈川県に着いた時、交通規制で大変なこと
にいつもなります。

前宮、斜面と水。
水源は行ったことがありません。
鎌倉道はとても楽しく4年ほど前に歩きました
が、今回は雪も多いのでやめました。
とてもいいコースですけれども。

原村はいつもと変わらず平和な年末、年始でし
た。例年より気温が高かったように思います。
山荘のある標高1,600mでも、マイナス10度を
超えるような寒さには滞在中一度もなりません
でした。

また降雪もほとんどなしで、なんとも楽な
滞在でした。いつも年末年始の滞在は何度か
雪に見舞われ、クルマに乗るのも、大量の
雪を落としてからになるのですが、そういう
こともないし、三井の森の別荘地の中を
除雪車が出動してあちこちを除雪しているなんて
風景もなし。そんな具合でしたね。
返信する
Unknown (おちゃ)
2023-01-07 05:16:03
yukarillyさん

yukarillyさんのお宅は、職業柄(?)、あちこち
の神社をごらんになるのでしょうか。

前宮は広い斜面に全体が広がっていて、
坂道が大変ですね。御柱祭では、あの大きな御柱
を一番上まで持って行くわけで、大変なこと
だろうと思います。

上の方にある鎌倉道もハイキングコースのように
なっていて、雪がなければ楽しめるのですが、
今回は雪が多くて、あきらめました。

水眼は夏と変わらず、水量も多く、とうとうと
流れていましたね。さすがに冷たそうで
さわりませんでしたが、見るからに水温
低そう。年中凍らないのかな?前宮の私の
イメージは、坂道と水。その二つです。
返信する
Unknown (ユーアイネットショップ店長うちまる)
2023-01-07 05:28:53
いるのですね、罰当たりの方。
公園で自家用車の洗車してる人がいましたが、
窃盗ではと思いつつも。
返信する
Unknown (おちゃ)
2023-01-07 05:59:19
うちまるさん

お神水で洗車する罰当たりいるんでしょうねえ。
公園で洗車も、神様の水ではないが、とにかく
せこい行為ですね。費用を自分で払わず便益は享受
するというよくあるタイプ。補助金を違法に受け
取るみたいな。

山荘のある別荘地のゴミステーションでも酷い
もので、村指定の有料のゴミ袋を使うのが嫌で、
普通のゴミ袋で捨てる。有料で捨てるべき
粗大ゴミや大きな電化製品を、こっそりと
ゴミステーションに置いて逃げる、みたいな
行為がよく見られます。そういうのって、
結局税金や別荘地の管理費の上昇につながる
行為で、これも費用を自分で払わず、便益だけ
盗ろうとするせこい例ですね。
返信する
Unknown (kazukomtng)
2023-01-07 07:17:24
かまくらみち、って読むんだ。
上、下って、
上賀茂神社、下鴨神社を思い出したわ。
下鴨神社から徒歩圏内の大学の寮にずっと次男が住んでいたし、ちょっと懐かしい所。
水が、ほんと、御神水の清らかさが伝わってきますね。
この水で洗車する人、かわいそうな人かな。
人の道を教えて貰う境遇に恵まれなかった人。
洗った気分で、自分の人生を汚している事がわからない。
それに合った人間関係しか無いだろうし。
グァムのお守り?
ビックリ。
基本、可燃物だけと理解していたけど、ビニール込みでも良いのかしら、とも。
ところで、ドガティくんは、お留守番していたの?
返信する
Unknown (おちゃ)
2023-01-07 08:33:52
くちかずこさん

諏訪大社というかこのあたりは、めちゃくちゃ
長い歴史を感じるところですねえ。縄文時代の
遺跡は多いのですが、弥生時代に入っても
狩猟文化をそのまま引きずっている部分があり、
御柱祭なんて、そりゃもう勇壮で豪快です。
それをずっと引きずっているように感じます。
したがって、京都やあるいは鎌倉などよりもっと
素朴というかね。神々しいです。

洗車する人、いたのでしょうね。
もうちょっと敏感になれれば良かったのでしょ
うが、なぜか洗っちゃったんでしょうね。

グアムのこれはお守りなのか、単なる
みやげものなのか。明らかに神様とは関係
ない達磨さんなどもよく見かけますね。

お返しする基準は部品が可燃物かどうかではなく、
お札やお守りであるかどうかが、ポイントなの
でしょう。神社から頂くお守りには、そもそも
樹脂製の珠が使われたものや、お守り本体自体が
樹脂製・金属製のものが多くあるので、それらは
そのまま返されます。樹脂・金属部分を外して
残りをお返ししていては、お返しする意味がない。

神社とは関係ないかもしれませんが、地区に
より樹脂を燃やすごみに入れるか燃えないごみ
に入れるか分類の概念が違いますね。
東京都は樹脂も生ごみと一緒に燃やしますが、
日本一分類に細かい鎌倉市ではそんなことした
ら叱られる。でも燃やすごみを入れる袋にも
樹脂が多いに含まれているのでなんだかなーと
思います。

ドガティ君はお留守番です。
3時間くらいまでなら、彼にしては大きな
ケージ、奥行70cm X 幅100cm X 高さ70cm
に入ってもらい、全部目隠しの布をかけ、
ラジオを掛けてあげれば安心してその中で
寝ています。
返信する

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