アパートの話は一回だけ休憩だ。またあとで。
本日は英国調で行きましょう♪ ヘンデル先生の「王宮の花火」
先日このブログで書いたチェスターフィールドのソファ購入計画。ストーリーはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/5b4dc967e1df5ce22fe54b61e4e292b4
ご覧の画像、どうですか?これを作る技術はかなりのもの。これを買おうと思う。
我が家のダイニング・ルームは狭い。二人掛けの小さなソファすら置くスペースがない。だから夫婦二人で持て余し気味の、少々長いダイニング・テーブルを短縮化することにした。ご近所の家具工房に短縮化を依頼し、持って行ってもらった。
茶々之介が「大変だ、テーブルがなくなった! どうする? どうする?」と大騒ぎしている。
茶々之介の心配をよそにテーブルは短縮化され、無事自宅に戻って来た。オリジナルのテーブルを作ったポール・ウィルソンさんに詫びなければならない。しかし、近所の家具工房の腕も見事なものだ。パイン材製の分厚いダイニング・テーブルをあたかも以前からそうであったかのように、短くしてくれた。
切断し、磨き落とし、脚周辺を以前と同じように直し、加工部分にオイルを塗り込む。すごいなぁ。
2mちょうどのテーブルが、60cm短くなったのである。
準備は出来たということで、我々は鎌倉七里ガ浜を出発。逗子を横断。逗子湾は本当にいつもキレイだ。湾曲が小さくきつくて、波が静かで、緑がたくさん見える。向かった先はその向こうの葉山。
家具屋さんに到着。あれこれ家具を扱うお店。ショウルーム全体に広がるのは英国製チェスターフィールドのソファ類。
そこにあるチェスターフィールド・ソファの型やカラーを指定して注文すると、出来るのは来年の話らしい。ものすごい数のスタイルとサイズ、そしてそれに装着可能な革の種類とカラー。多数の組合わせの中から選べる。
しかし私が欲しい型でその色のソファは現物がこのお店にある。それも事前にわかっていた。
同店の経営者さんとお話。牛革のどのような部分をどのように使うか。その大きさ。張り方はどのような方法か。アジア諸国で生産される安価な同種ソファに発生する問題点とそもそもの造りの違い。長い間の革のメンテと将来あるかもしれない修理の方法。座面となるウレタンの固さ、柔らかさ。革色の種類は多く用意されている。同じカラーの指定でも完成品個々の色合いのレンジが広いらしい(明るいのから暗いのまで)。日本での販売をするにあたってはそれを一定の範囲内に管理せねばならないので、英国側に一定の色合いを要求する。
皮革の表面における最終的な色仕上げの個体差に見る英国の職人のアバウトさ。しかし伝統的でハイレベルな技術・・・観点がちょっとちゃうのだ。個体差が大きなソファ。気に入った!
文化的差異まで絡む楽しい話だ。私はそこで新品をオーダーすることはなく、お店にあった商品をそのまま買った。オーダーすればかなり多くの色見本から色が選べるが、その必要はない。
先ほどから出て来るこのソファがそれだ。すでに書いたとおり、同じ革色のこの「Antique Red」でも英国ではやや色調が広い範囲で調整されるらしいが、その中ではこのソファは赤が強いもののようだ。日本人顧客の多くはそれに若干抵抗があるらしい。同じ「Antique Red」として注文される商品でも、このお店では少し濃いめの色で注文を統一しているという。確かに日本の妙に明るい屋内ではそれが良いかもしれない。
しかし思いっきり暗い室内が特徴のヘンな我が家では赤っぽいの、大歓迎♪ 自分で販売代理店になり、英国まで買い付けに行かれる経営者さんならではの、実体験の話はとても勉強になった。
こうした海外の手作り家具は高価である(日本で買う安価な家具よりは)。しかし本気でメンテするならかなり割安にもなる。アンティークとして生産されてから半世紀後に数十万円で売っていたりする。
英国のDistinctive Chesterfields(http://www.distinctivechesterfields.com/)社製ソファである。しかし英国の同社に直接オーダーしても、日本の総代理店であるこちらのお店にコンタクトするよう示唆されることだろう。
仮に注文が可能だとしても、家具は個人で買い付けると割高になるはずだ。海外から通販で直接買うのが好きな私だが、これについては、この葉山のお店で買った方がかなり割安になることが簡単に理解出来た。輸送費とかかりうる関税を考えると、自分で全部手配するのはバカバカしい。
ご関心ある方は是非下記URLをクリック! 数ある商品の今後の価格についてはこちらにお問い合わせを。現在英ポンドは対円で安めに推移しているが、一方で素材の価格はかなり高めだ。日本での価格はそれらの総合的影響を受ける。輸入の都度異なってもおかしくないのでご注意を。葉山のお店Hideaway。サーファーのご主人が迎えてくれる。
http://www.hideawaysurf.com/
Distinctive Chesterfieldsの日本総代理店としてのウェブ・ページはこちら。
http://www.distinctivechesterfields.jp/
この話の続きはまた今度。
本日は英国調で行きましょう♪ ヘンデル先生の「王宮の花火」
先日このブログで書いたチェスターフィールドのソファ購入計画。ストーリーはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/5b4dc967e1df5ce22fe54b61e4e292b4
ご覧の画像、どうですか?これを作る技術はかなりのもの。これを買おうと思う。
我が家のダイニング・ルームは狭い。二人掛けの小さなソファすら置くスペースがない。だから夫婦二人で持て余し気味の、少々長いダイニング・テーブルを短縮化することにした。ご近所の家具工房に短縮化を依頼し、持って行ってもらった。
茶々之介が「大変だ、テーブルがなくなった! どうする? どうする?」と大騒ぎしている。
茶々之介の心配をよそにテーブルは短縮化され、無事自宅に戻って来た。オリジナルのテーブルを作ったポール・ウィルソンさんに詫びなければならない。しかし、近所の家具工房の腕も見事なものだ。パイン材製の分厚いダイニング・テーブルをあたかも以前からそうであったかのように、短くしてくれた。
切断し、磨き落とし、脚周辺を以前と同じように直し、加工部分にオイルを塗り込む。すごいなぁ。
2mちょうどのテーブルが、60cm短くなったのである。
準備は出来たということで、我々は鎌倉七里ガ浜を出発。逗子を横断。逗子湾は本当にいつもキレイだ。湾曲が小さくきつくて、波が静かで、緑がたくさん見える。向かった先はその向こうの葉山。
家具屋さんに到着。あれこれ家具を扱うお店。ショウルーム全体に広がるのは英国製チェスターフィールドのソファ類。
そこにあるチェスターフィールド・ソファの型やカラーを指定して注文すると、出来るのは来年の話らしい。ものすごい数のスタイルとサイズ、そしてそれに装着可能な革の種類とカラー。多数の組合わせの中から選べる。
しかし私が欲しい型でその色のソファは現物がこのお店にある。それも事前にわかっていた。
同店の経営者さんとお話。牛革のどのような部分をどのように使うか。その大きさ。張り方はどのような方法か。アジア諸国で生産される安価な同種ソファに発生する問題点とそもそもの造りの違い。長い間の革のメンテと将来あるかもしれない修理の方法。座面となるウレタンの固さ、柔らかさ。革色の種類は多く用意されている。同じカラーの指定でも完成品個々の色合いのレンジが広いらしい(明るいのから暗いのまで)。日本での販売をするにあたってはそれを一定の範囲内に管理せねばならないので、英国側に一定の色合いを要求する。
皮革の表面における最終的な色仕上げの個体差に見る英国の職人のアバウトさ。しかし伝統的でハイレベルな技術・・・観点がちょっとちゃうのだ。個体差が大きなソファ。気に入った!
文化的差異まで絡む楽しい話だ。私はそこで新品をオーダーすることはなく、お店にあった商品をそのまま買った。オーダーすればかなり多くの色見本から色が選べるが、その必要はない。
先ほどから出て来るこのソファがそれだ。すでに書いたとおり、同じ革色のこの「Antique Red」でも英国ではやや色調が広い範囲で調整されるらしいが、その中ではこのソファは赤が強いもののようだ。日本人顧客の多くはそれに若干抵抗があるらしい。同じ「Antique Red」として注文される商品でも、このお店では少し濃いめの色で注文を統一しているという。確かに日本の妙に明るい屋内ではそれが良いかもしれない。
しかし思いっきり暗い室内が特徴のヘンな我が家では赤っぽいの、大歓迎♪ 自分で販売代理店になり、英国まで買い付けに行かれる経営者さんならではの、実体験の話はとても勉強になった。
こうした海外の手作り家具は高価である(日本で買う安価な家具よりは)。しかし本気でメンテするならかなり割安にもなる。アンティークとして生産されてから半世紀後に数十万円で売っていたりする。
英国のDistinctive Chesterfields(http://www.distinctivechesterfields.com/)社製ソファである。しかし英国の同社に直接オーダーしても、日本の総代理店であるこちらのお店にコンタクトするよう示唆されることだろう。
仮に注文が可能だとしても、家具は個人で買い付けると割高になるはずだ。海外から通販で直接買うのが好きな私だが、これについては、この葉山のお店で買った方がかなり割安になることが簡単に理解出来た。輸送費とかかりうる関税を考えると、自分で全部手配するのはバカバカしい。
ご関心ある方は是非下記URLをクリック! 数ある商品の今後の価格についてはこちらにお問い合わせを。現在英ポンドは対円で安めに推移しているが、一方で素材の価格はかなり高めだ。日本での価格はそれらの総合的影響を受ける。輸入の都度異なってもおかしくないのでご注意を。葉山のお店Hideaway。サーファーのご主人が迎えてくれる。
http://www.hideawaysurf.com/
Distinctive Chesterfieldsの日本総代理店としてのウェブ・ページはこちら。
http://www.distinctivechesterfields.jp/
この話の続きはまた今度。
そして、ついに、
やって来るのですね。
なんか・・・・ドキドキします。
私はこの家に来て思うようになりました。
家具も身近なモノ達も、
本当に気に入ったものだけを、少数、持とうと。
何だか凄くそう思うようになりました。
はい、ダイニング・テーブル短くなりました。
ダイニング・ルームがちょっとだけ広くなりました。
これを買うにあたり、あれこれ問い合わせしました。
しかし、このお店、いいですよぉ~。
絶対安い。
メンテすればお得です。
我が家に来た人に、我が家はいつも
「モノがないねぇ~」と驚かれます。
でも特に不自由しませんわ。モノを増やさない
我が家にしては大胆な買い物でした。
小さくなって帰ってきたダイニングテーブルも
おちゃさんお気に入りソファーも!
職人さんの技ですね!
我が家も子供たちが大きくなったら素敵な家具を買ってみたいです!
今は・・・
とってもセンスの良いおちゃご夫妻!
勉強になります。