本日はとても信州的なランチを食べよう。
信州と言えばこの曲だ。
信濃の国 (ただしユーロダンス・バージョンだよ)♪♪
信州ウサギ肉と書いてありますね。国産骨付きウサギ肉だ。
いつものスズキヤさんから送られて来た商品。
骨付きウサギ肉って、とても欧州的に聴こえるが、違うよ、信州ですよ。
信州スタイルのパエリアにしましょう。
タマネギ、ニンジン、ゴボウ、シメジ、ネギ。山のごちそう。
こちらが骨付きウサギ肉。
ニンニクとショウガ。
パエリアにニンニクは分かるが、ショウガってところがいいよね。
砂糖、醤油、みりん。
これはウサギ肉を先に味付けるためのものだ。
まずはごま油でウサギ肉を焼く。
そして、砂糖、醤油、みりんをかけて煮詰めるように加熱。
これでひとまず出来上がり。
だしの素と味噌。
これを熱湯で溶く。
ちょうど味噌汁くらいの味の濃さにしましょう。
こちらは先ほど一旦調理が終わったウサギ肉。
骨付きだ。このまま齧っても照り焼き風でかなりおいしいはず。
パエリア鍋にごま油を入れ、ニンニクとショウガを加熱する。
香りが出たら、タマネギを加えて炒める。
ますますいい香り。
さらに米を入れて炒める。
この米も信州産よ。
米沢米。
高島藩(諏訪)の殿様に献上された米沢(現在の茅野市米沢)の米だ。
そのあとで味噌汁を入れる。
これもまた信州の味噌だよ。
赤い破線のところ、上田市で作られているらしい。
本日は信州スタイル尽くし。
ほら、味噌汁を注いだ。
これを煮詰める。
信州の米が信州の味噌を吸って膨れて来たら、そこからが忙しい。
全部具をのせるのだ。
予めのせ方のデザインを考えておいた方がいいね。
ウサギ肉、ゴボウ、ニンジン、シメジ。
すでにうまそう。
こうした変種パエリアも、パエリアの作り方の原理を覚えてしまえばできちゃう。
基本は米にスープを吸わせているだけだ。
中華スープを米に吸わせて甘く煮込んだ豚バラを載せた、台湾的なルーロー飯(ハン)的パエリアなんてのを作ったことをご記憶の方もおられるでしょう。
あるいはスパイスいっぱいのスープを作ってそれを米に吸わせ、そこにタンドーリチキンを載せたインド的カレー・パエリアなんてのも作りましたねぇ。
どれも同じこと。
今回の信州スタイルのパエリアも味噌スープを米に吸わせているだけと言える。
さて、ここからが最も重要なプロセス。
まだまだ時間がかかるよ。
アルミホイルして気長にやりましょう。
レモンサワーを飲んで、付きっ切りでパエリア鍋を廻す。
こげないようにね。
ぐるぐると、絶えずパエリア鍋を動かす。
途中でアルミホイルを取って、見てみる。
まだちょっと時間が要るね。
米の固さや水分の多さがいまいち。
さらに数分。
再度味見。
そして丁度よくなった。
ここからが大変だ。
底を強火で熱する。
パエリア鍋をあちこち動かしてパチパチなりだしたら、終了だ。
これがおこげづくり。
火を止めて、そこから10分ほど鍋を蒸らしましょう。
蒸す時間は10分ほど必要だ。
ドガティ君は信州スタイルのパエリアが食べたいらしい。
最後に、これまた信州の七味を掛けましょうね。
ネギをかけ、八幡屋磯五郎の七味をかけたら完成だ。
これはおいしいですよ。
信州の味がギュッと詰まってる。
おいしく味噌ベースで煮詰めてあるよ。
信濃の米が信濃の味噌が染み込んで、その上に南信州のスズキヤさんからやって来たウサギ肉が載って、他にも山の野菜がいろいろ・・・・。
香りがいいね。山のごちそう。ゴボウが特に香る。
おこげもおいしいんだ。
最後の最後まで楽しみましょう。
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