一昨日の朝のこと。
ドガティ君は落ち着かない。
「おとーさん、どこかに出かけようとしているでしょ」
こんな靴が置いてあるものね。
ドガティ君は留守番させられるのが嫌なのだ。
しかしドガティ君は無事ケージに入れられて、クルマに乗せてもらえた。
そうなれば安心だ。
しかも米国のドガティさんがくれたドガティ君専用バッグがある。
どこか面白いところに行けるってことだね。
なぜかウインター・ソングってことで、White Love♪をどうぞ。
Speedだよ。懐かしい。
無事、ドガティ君は若宮大路を闊歩している。
スルガ銀行鎌倉支店前を北上中。
なんたって、鎌倉の中心だからね。張り切るよね。
おんめさま前で撮影会。
ドガティ君は若宮大路に堂々と立ち、インスタグラマーの妻はうんこ座りして、スマホで撮影中。
七里ヶ浜か八ヶ岳しか知らないドガティ君にとっては、鎌倉駅東口前なんてチョー都会。新宿みたいなものだ。
市役所前交差点で信号待ち。
ここから先は静かになる。
御成町から扇ガ谷へ。
住宅街を奥へ奥へ。
ここも扇ガ谷の住宅街。
まだ扇ガ谷。
鎌倉歴史文化交流館だ。北条氏展を開催中だ。
これと同じポスターは我が住宅街にも貼ってある。
鎌倉検定の資格を持つ妻は北条家一族についても隅から隅まで熟知している。それが災いして、自宅の近くでこのポスターを見た時、妻は北条氏展を「ほうじょうしてん」とは読まず、北条家一族の誰かの名前だと勘違いし、「ほうじょううじのり」と読んで、「そんな人物の名前を知らない、これは恥だ」と焦ったらしい。
あまり鎌倉の歴史を勉強し過ぎるのも良くないね。
佐助(鎌倉市佐助)に抜けるトンネルが見えて来た。
このトンネルを抜けよう。
こういうところを通ると「ヤッホー」とか、大声を出したくなるねえ。
誰もいないことを確かめてからやった方がいいよ。
佐助に入った。
またトンネルがあるが、こちらは入れない。
トンネルから向こうは個人所有地だ。
ドガティ君は入りたそうだった。
左が佐助稲荷神社で、右が銭洗弁財天である。これは正しい。
しかしこちらの(↓)順番は逆で、銭洗弁財天が左に、佐助稲荷道が右に、それぞれ石が建っている。
これを見て、間違った人は多かったろうね。
我々は佐助稲荷神社に向かう。道がどんどん細くなる。
ここから始まりですよ。
コンコンコン。稲荷だ。赤いね。
佐助稲荷神社は、「動物(の飼い主の心)に寄り添う神社」であることを宣言している。
犬もリードにさえ繋いでいたら、一緒に参拝出来る。
でもまあ人もいるしね。ドガティ君はドガティ君専用バッグに入りましょう。
そして一緒に参拝しましょう。
おぉ、お狐様が現れた。
階段は、もうあとちょっとですよ。
結構長い登りです。
妻はどこかの国の軍隊みたいな姿勢で歩くね。
これで到着。
コンコン。
コンコン・コンコン。
コンコン・コンコン・コンコン。
ここで動物のお守りをいただく。
以前いただいたのをお返しした。
ドガティ君はこれで今年も健康に過ごせるよ。
さらに上がある。
コンコン・コンコン・コンコン。
お狐様の楽園だ。
フォックス・パラダイスですがな。
すごい数のフォックス、フォックス、フォックス。。。
ありがとうございました。
私もよく拝みました。「カネと健康、カネと健康、カネと健康・・・」
ここからドガティ君は地面に下ろしてもらえる。
この近くの個人宅のフェンスにこんな便利な掲示があった。
佐助稲荷神社から銭洗弁財天に行く近道が説明してある。
ではその道をどんどん行きましょう。
我々は下の佐助稲荷神社から来て、上の銭洗弁財天に向かう。
この階段を上ってね。2年前にもここへ来たな。
かなり荒れているが、指し示す方向はただしい。
撮影していると、いつも妻に置いて行かれる。
この細い道にカフェ。
いいなあ、私もカウンターだけで3~4席の極小レストランやりたいな。
ここから先は銭洗弁財天だ。
私がドガティ君をバッグにいれて運ぶ。
ところがそれがダメだった。二年前には良かったのになあ。。。我々は後でそれに気づいた。
一昨年はまだ、ワンコだって飼い主に抱えられていれば、参拝できるということだったが。
妻には先に、お願いをしてもらおう。
ドガティ君、残念ね。
ここは銭洗っちゅうくらいあって、水が豊富だ。
水をお見せしましょう。
どんどん湧き出る清水だ。
水の豊富さを感じさせる神様だね。
ここから先は正に銭を洗う奥宮ですよ。
【つづく】