スパイスからつくるインド・カレーなんて、面倒そう。
・・・なんて言う方も、これなら大丈夫、失敗なしだ。
たった4種のパウダー・スパイス均等配分カレー。
Tom JonesでHelp Yourself♪
タマネギ、ショウガ、ニンニク。
タイ産ジャスミンライス。
それをオリーブオイル、塩、ターメリックとともに炊く。
今日は簡単で美味しいカレーを食べましょうや。
トマトとタマネギのサラダを用意。
カレーに入れるトマトもその延長で用意。
檸檬堂をぐびぐび。
ニンニクとショウガを擦る。
こちらが長野県飯田市の肉店スズキヤさんのマトンのモモ(ブロック)。
これを小さめに切る。
そしてクレイジーソルトをかける。
フライパンにバター。そして加熱。
出て来るはずと思っていると、期待を裏切ることなく出て来るドガティ君。
バターの香りの誘惑に負けたのだ。
先ほどのマトンをバターでよく焼こう。表面がちょっと焦げるまで。
次に、油を入れた中華鍋でタマネギのみじん切りを炒める。
それが出来たらさきほどのぶつ切りトマトをタマネギの上から入れて炒める。
水気が無くなりそうなくらいまでね。
そこでニンニクとショウガを加えて、さらに過熱。
次が問題だ。
本日はスパイスが面倒、よくわからないという人でもできるスパイス・カレー作りであるからして、シナモン・スティックや、クミン・シードのホールなんていうでっかい固形スパイスは使わない。
スパイス、しかもパウダーのみでやる。
しかし、こんな(↓)ややこしいのはやらない。
もっとややこしいこんな(↓)のもやらない。
この4種だけでやる。
単に4種のパウダーだけってことじゃない。
ここがすごいのだ。
この4種のパウダーを均等な量で使うのである。
あとでもし「足りない」と思っても、少しずつ同量のこれら4種を足せばよいだけだ。だから失敗がない。わかりやすい。カイエンヌペッパーだけはスパイスというより唐辛子だから、好きなように調整していいと思うけどね。
簡単でしょ?
このスパイスを投入。焦げやすいので気を付けて、他の材料の中で混ぜながらササッと加熱。
水を加えて煮る。
そこでいきなりですがおいしいワイン登場!
ピーター・レーマンのメンター・カベルネ・ソーヴィニヨン 2012年。
まとめ買いしたからチョー安かったんだけど、本来ならお高いワイン。
ここで、バターごとよく焼いたマトンを入れましょう。
そして煮始める。
このワイン、うまいわ。
メンターとは先生みたいなもの。
ピーター・レーマンはバロッサの谷(オーストラリアね)にあった数多くの小さなぶどう農園にとっては救世主のようなワイン醸造家だった。そして彼はメンター(赤い字の部分↓)と呼ばれた。
このワインは10年以上の熟成に耐える立派なつくりだ(↓の下線部)。
私の好みのカレー調味料。
これらを足す。
ドガティ君は上が気になる。彼からはカレーが見えないからね(笑)。
だって旨そうだもん。
マトンが柔らかくなるまでずっと煮ましょう。
いくら煮ても構わない。
最後には、「均等」という今回のルールをはずれるが、総合スパイスのガラムマサラを少しだけ振りかけよう。
七味みたいなもんだ。総合スパイスだよ。バランスがこれで崩れることはない。
ルスカ(皿の名前)が登場。
出来上がった。
極めてバランスが良いな。
失敗無しだ。マトンともよく合う。
ターメリックライスともよく合う。
簡単だよねーー、これ。
サラダもね。
カベルネとも合う、しっかりしたカレー。
しっかりしたカレーと餃子は、赤ワインで食べましょう。
インド・カレーにマトン。
マトンはスズキヤさんで売っている ⇒ https://www.jingisu.com/